テクノロジー企業成長率ランキング 第11回「デロイト トウシュ トーマツ リミテッド 日本テクノロジー Fast50」 

2013年10月11日
トーマツは、日本国内の TMT(Technology, Media & Telecommunications) 業界の過去 3 年間の収益(売上高)成長率に基づいた成長企業 50 社のランキング、第 11 回「デロイト トウシュ トーマツ リミテッド 日本テクノロジー Fast50」を発表した。

1 位は靴とファッションの通販サイト「ロコンド」を展開している株式会社ロコンドで、過去3年間の売上高成長率6,643%を記録した。2位は3,863%を記録したインターネット・携帯電話・スマートフォンを利用した情報提供・アプリ開発を手がける株式会社Donuts、3位にはソーシャルゲーム事業を行っている株式会社オルトプラスがランクインし、成長率2,328%を記録した。

<2013 年度のランキング傾向>

Fast50 受賞企業 50 社の 3 年間の平均売上高成長率は今回 429%となった。これは前回(2012 年)の 248%、前々回(2011年)の298%と比べて、大幅に増加しており、TMT(Technology, Media & Telecommunications) 業界企業が大きく成長を遂げている姿が明らかとなった。
特に 1 位の株式会社ロコンドの成長率は6,643%と、前回の 1 位(3,950%)と比較しても大幅な増加となっており、今回のFast50 受賞企業の力強い成長を示している。

事業領域別に見てみると、最も多いのは、インターネット関連企業で 42%、次いでソフトウェア/コンテンツ関連企業の 38%となっており、傾向としては昨年と同様だが、その割合はやや増加となった(2012 年:インターネット関連企業 36%、ソフトウェア/コンテンツ関連企業 34%)。

成長率を見ると、特にインターネット事業領域の企業平均成長率は 714%と高く、Fast 受賞企業全体の平均成長率(429%)を大きく上回る成長を記録した。さらに、今回もモバイルオンラインゲーム関連会社が複数ランクインしており、依然としてモバイルオンラインゲーム市場は新興企業にとって魅力的な市場であるということが鮮明となった。
一方、BtoB/BtoC 別に見ると、BtoB 企業が54%で過半数となり、昨年以降活発化しているエンタープライズビジネス分野における新興企業の成長が、より進行していることが分かる結果となった。

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[トーマツ]
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