「痛み」に関する実態調査 

2013年02月02日
第一三共ヘルスケアは、頭痛への適切な対処法を啓発することを目的とし、全国の男女800名を対象に「痛み」に関する実態調査を行なった。調査の結果、多くの生活者が頭痛によりQOL(生活の質)が低下している一方、痛みへの対処法や鎮痛薬に対する誤解などから、痛みに適切に対処できていない傾向にあることが示された。

【調査結果概要】

Ⅰ.頭痛の実態

・頭痛を感じる頻度は、約4人に1人(26.3%)が週1回以上。
・約3人に1人(34.8%)が、自分は「頭痛持ちだと思う」と認識。
・頭痛時の鎮痛薬の服用については、約8割(79.3%)が「できる限り服用しない」「我慢できない痛みの時に服用する」「痛みが強くなってきたら服用する」のいずれかで、痛みを我慢する傾向が顕著。

Ⅱ.痛みによるQOL(生活の質)の低下

・頭痛によって失っていると思う1日あたりの時間は、平均2時間29分。
・頭痛を解消するために払ってもよいと思う金額は、1時間あたり平均1,227円。
・痛みにより、口数や明るさ、笑顔、前向き思考、優しさなどがいずれも半減すると回答。

Ⅲ.痛みへの意識と理解

・約8割(78.4%)が「日本人は痛みを我慢する国民性」と回答。実際、「痛みを我慢し、いつもと同じように振る舞う」人が約7割(68.3%)。
・頭痛やその対処法について、8割以上(84.8%)が「詳しくない」ことを自覚。
・痛みを我慢することに伴う弊害について、約8割(78.6%)が認知せず。
・「痛みが本格的になってから鎮痛薬を服用しても効果的ではない」ことを、約3人に2人(67.3%)が認知せず。
・頭痛頓挫薬(鎮痛薬など)の過度な服用による「薬物乱用頭痛」の意味を、8割以上(83.2%)が誤解。


【調査概要】
・実施時期:2011年12月9日~12月12日
・調査方法:インターネット調査
・調査地域:全国
・調査対象:20歳~59歳の男女800名
  男性:過去1年間に頭痛を経験した400名
  女性:過去1年で頭痛を経験し、かつ生理痛を経験した400名
  (いずれも各年代均等割付)

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[第一三共ヘルスケア]
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