風邪に関するインターネット調査 

2013年11月25日
楽天リサーチは、風邪に関するインターネット調査を実施しました。今回の調査は、11月7日から8日の2日間、楽天リサーチに登録しているモニター(約230万人)の中から、20代から60代の男女計500人を対象に行いました。

【調査結果】

■7割以上が日ごろから風邪予防を実施。予防策1位は「手洗いをする」。

はじめに、「風邪予防のために何か対策を行っているか」との質問に対して、76.2%の人が何らかの対策を行っていると回答。全体として「手洗いをする(53.6%)」、「うがいをする(46.8%)」、が多く、「十分な睡眠をとる(34.4%)」が続いた。多くの人が生活の中で簡単に行える基本的なケアによって風邪への予防を行っている。また男女別で見ると、女性において「ニンニク、ショウガを多く摂取する」が12.8ポイント、「十分な睡眠をとる」が11.2ポイント、「栄養のある食事を摂る」が10.8ポイントの差で高く、女性は睡眠や食事による予防対策を行っている人が多いことが見受けられた。また、「カラダを冷やさないようにする」という項目も高いことから、ニンニクやショウガなど栄養のある食事を摂って、体を冷やさないように意識しているということも読み取れた。

■実際に風邪をひいたときに治す方法は「市販薬を購入し飲む」が半数近く。

次に風邪をひいたときに治す方法として行っている対策を聞いたところ、「市販の薬を購入し飲む(47.0%)」、「ひたすら寝る(44.4%)」、「病院へ行く(41.2%)」が上位を占め、「市販薬購入」や「病院へ行く」などの有料でありながらも即効性が高いと思われる対策を行っている反面、「十分な睡眠」も回復させる方法として高い効果があると考えている人が多いことが伺えた。
ここで特筆すべきは、4位として上位にあがっている「ポカリスエットなどのスポーツドリンクを飲む(20.6%)」である。市販薬や栄養ドリンク剤に比べて安価であり、熱があるときの水分補給として活用されているのではないだろうか。

また、上記について「市販の薬を購入し飲む」と「病院へ行く」の関係を見たところ、「市販の薬のみを利用」は29.6%、「病院のみを利用」は23.8%、「病院と市販薬の両方を利用」は17.4%という結果となった。病院を利用されている方が4割(「病院のみ」と「病院と市販薬の両方」の合算)、病院へは行かず市販の薬のみを利用されている方が3割、どちらも利用せずその他の方法で治そうとしている方が3割と対応方法はばらける結果となった。

■2013年冬~インフルエンザ予防接種を受けない人が受ける人を上回る!

冬になると国内および海外でも型を変えて猛威を振るうインフルエンザだが、「今シーズン(2013年秋冬~2014年春)インフルエンザ予防接種を受けますか」との問いに、47.8%の人が「受けない(受けない予定)」と回答し、「すでに受けた、受ける(受ける予定)(35.0%)」を上回った。性年代で見ると「受けない(受けない予定)」が男性では30代(56.0%)、女性では50代(64.0%)が高い結果となった。

また昨年の接種状況と本年度の接種状況の相関性を見たところ、昨年受けた方は今年もすでに受けている(予定)方が86.5%と多く、逆に昨年受けていない方は今年も受けない(予定)方が69.0%と多い状態だった。このことから、去年予防接種を受けた人は引き続き今年も受けるが、去年受けていない人は引き続き今年も受けないということが見受けられた。

次に「受けない(受けない予定)」と回答した方にその理由を聞くと、全体では「受けてもインフルエンザにかかるときがあるから(37.2%)」、「有料で受けることになるから(29.7%)」「日ごろの風邪予防だけで十分だから(23.4%)」という結果となった。性別で見ると、「時間がないから」という項目で男性が女性に比べて10ポイント高く、「受けてもインフルエンザにかかるときがあるから」という項目で女性が男性に比べて8.7ポイント高かった。男性は時間がないから、女性はインフルエンザ予防接種への信頼感の低さが見えた。


【調査概要】
調査エリア:全国
調査対象者:20歳~69歳 男女
回収サンプル数:500サンプル
調査期間:2013年11月07日から11月08日
調査実施機関:楽天リサ-チ株式会社

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[楽天リサーチ]
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