「社長が選ぶ今年の社長2013」調査 

2013年12月12日
産業能率大学は、従業員数が10人以上の企業経営者(経営トップ)を対象に、2013年の最優秀経営者が誰だと思うかを尋ね、その結果を「社長が選ぶ 今年の社長」としてまとめました。調査は、11月8日から15日までの8日間、インターネット調査会社を通じて508人の経営者を対象に行いました(有効回答404)。この調査は2008年から実施しています。また、“今年の社長”とあわせて尋ねた、来年の注目の会社(有効回答344)の結果もまとめました。

【調査結果概要】

社長が選ぶ 今年の社長

2013年の最優秀経営者が誰だと思うかを自由回答で尋ねました。現任でなくても2013年内に会長・社長・CEOなどに就いていれば有効としています。最も多く名前が挙がり、今年の社長の椅子に座ったのは孫 正義氏で、次々と新しい戦略を打ち出したことが評価されました。また、iPhoneの販売に踏み切ったNTTドコモの加藤 薰氏、サービスの利用者数が世界で3億人(12月3日現在)を突破したLINEの森川亮氏、主力商品の大胆な名称刷新を行ったネスレ日本の高岡浩三氏が今回初めて得票し、トップ10に入りました。 なお、4位の稲盛和夫氏は2012年に会長職を退任されていますが、今年の3月まで取締役を務めていたことから有効といたしました。

1位 孫 正義氏 ソフトバンク 108票
2位 豊田 章男氏 トヨタ自動車 63票
3位 三木谷 浩史氏 楽天 43票
4位 稲盛 和夫氏 日本航空 22票
5位 加藤 薰氏 NTTドコモ 13票
6位 ティム・クック氏 Apple 11票
7位 柳井 正氏 ファーストリテイリング 10票
7位 森川 亮氏 LINE 10票
9位 岡田 元也氏 イオン 9票
10位 永守 重信氏 日本電産 8票
10位 高岡 浩三氏 ネスレ日本 8票

社長が注目 来年の会社

来年(2014年)の動向に注目する会社を自由回答(1社のみ)で尋ねました(有効回答344)。もっとも回答が多かったのは「トヨタ自動車」(42票)でした。また9位に「日産自動車」(8票)、10位に「本田技研工業」(7票)が入っており、自動車産業の今後の新技術や発展に注目が集まっているようです。また、昨年圏外だった「NTTドコモ」(24票)は4位となり、iPhoneの販売開始により今後の市場動向に注目したいという意見が目立ちました。

1位 トヨタ自動車 42票
2位 ソフトバンク 41票
3位 楽天 30票
4位 NTTドコモ 24票
5位 東京電力 14票
6位 シャープ 12票
7位 パナソニック 11票
7位 ソニー 11票
9位 日産自動車 8票
10位 本田技研工業 7票


【調査概要】
調査対象:従業員数10人以上の企業経営者508人
有効回答:404
調査期間:11月8日~11月15日の8日間
調査方法:インターネット調査 自由回答で今年の最優秀経営者を尋ねる

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[産業能率大学]
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