2013年の訪日外国人旅行者数 

2014年01月17日
日本政府観光局(JNTO)は、2013年の訪日外国人旅行者数を発表した。

2013年 過去最高の 1,036 万 4 千人
訪日外客数( 訪日外客数(2013年12月および年間推計値)
◇2013年 12月 : 前年同月比 25.4%増の 86万5千人
◇2013年 1~12月 : 前年比 24.0%増の 1,036万4千

【12月】

・2013年12月の訪日外客数は、前年同月比 25.4%増の 86万5千人で 、これまで12月として過去最高であった2012年(69万人)を 17万5千人上回った。

・市場別では、中国、台湾、香港、タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、ベトナム、豪州、米国、フランスが、12月として過去最高を記録した。

【年間】

・2013年の訪日外客数は 1,036万4千人で、前年比 24%増であった。日本政府観光局が1964年に統計を開始して以来、初めて 1,000万人を突破し、これまで過去最高あった 2010年の 861万1千人を上回った。

円高の是正による旅行費用の割安感の浸透、7月より開始された東南アジ諸国の査証緩和の措置、継続的な VJ 事業による訪日プロモーションの効果、LCCなどの新規就航等による空座席供給量の増加などが、2013年の訪日外客数を大きく増加させる要因となった。

・市場別では、台湾、香港、タイ、シンガポール、マレーシア、ベトナム、インド、豪州、フランスが年間での過去最高を記録した。

韓国は、原発汚染水問題に係る報道の影響等により、夏以降の訪日外客数が失速した。中国は一昨年 9月の尖閣諸島国有化等影響により年初から8月まで前年同比を大きく下回り、7.8%減となった。台湾と香港は、訪日旅行ブームにより、年間を通じ訪日旅行者数が大きく伸びた。東南アジアは、査証緩和の効果が大きく、訪日旅行者数は 6市場合計で 100万人を越えた。欧米豪市場もフランスを中心に、前年比 10%台の堅調な伸びを示した。

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[日本政府観光局]
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