中途採用活動が活発な時期についての調査(中途採用担当者1,000人に調査) 

2014年02月17日
インテリジェンスが運営する転職サービス「DODA(デューダ)」は1年のうち中途採用活動が活発な時期について、中途採用の担当者1,000人にアンケートを実施。

【調査結果概要】

【全体】中途採用が活発な時期は3月と9月 上期・下期のスタートに向け採用が活発に

中途採用の担当者に中途採用が活発な時期を聞いたところ、1年で中途採用が最も活発なのは、3月と9月という結果になりました。1月の回答数を1.0とした場合、3月と9月の回答数は1.7でした。多くの企業が、上期・下期がスタートする4月、10月の入社を見込んだ中途採用を行っていることが背景にあります。次いで、回答が多かったのは6月(対1月比1.6)。四半期の期初となる7月入社にむけた採用に加えて、夏の賞与取得後に転職活動を始める求職者の動きに合わせ、採用活動をしていることがうかがえます。また6月は、翌年春入社の新卒採用が落ち着く時期でもあるので、そのタイミングで中途採用を活発化させる企業もあるようです。 

【職種別】採用に波のない「ITエンジニア」、公共事業が落ち着く年度初めに活発な「建築・土木エンジニア」

職種別に見ると、「建築・土木系エンジニア」は3月と9月に加えて4月(1月比2.2)という回答も多く、公共事業の多い年度末を終えたのちに、転職活動をする求職者の動きに合わせた傾向であると推察されます。一方、「IT系エンジニア」や、「クリエイティブ」は、ほかの職種と比べると、月ごとの変動はそれほど大きくありません。「ITエンジニア」はDODAの調査する転職求人倍率が常に2倍を超えており、中途採用市場で最も採用難易度の高い職種であるため、時期を区切らず年間を通じて門戸を広げている企業が多いことが背景にあるとみられます。「クリエイティブ」については、欠員補充の採用が多いという特色が表れていると推察されます。


【調査概要】
調査期間:2013年6月20日(木)~6月24日(月)
調査対象:書類選考・面接選考を担当している採用担当者
有効回答数:1,000件

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[インテリジェンス]
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