増税に伴う消費意識についての調査(秘書対象) 

2014年04月03日
ぐるなびは「こちら秘書室」の秘書会員430人を対象に、4月1日からスタートした消費税8%に伴う消費意識についてアンケート調査を実施。

【調査結果】

企業が増税後も減らさない費用
「接待」にまつわる経費はマスト 電話・通信費よりも上位 交際費減税スタートも影響か


[Q1]4月から消費税が「5%」から「8%」になっても“会社として費用を減らせない”と思うものをお答えください。※複数回答 (n=377)

「減らせない経費」としてたずねたところ、「接待の外食」(54.1%)がもっとも多く、次に「接待の手土産」(45.9%)があげられていることから、企業においても増税の影響で接待にまつわる経費を削減することはなさそうです。電話・通信費、備品、光熱費なども増税によってコストがかかるものの、企業にとって必要な経費として「減らせない」という回答も多くあげられました。

「接待」にまつわる経費を減らさない理由に、企業間の円滑なお付き合いを目的とする以外に、消費増税の一方で、企業が得意先の接待などに使う「交際費」にかかる法人税が、本年度(4月1日)から減税されることを受けての結果とも考えられます。

開催率約9割!ビジネス接待の日常化と企業秘書の貢献度

[Q2]2014年1月に、あなたの上司は接待をおこなっていますか。※単一回答(n=377)

今回の調査で『2014年1月時点で、あなたの上司は接待をおこなっていましたか。』という問いに対し、86.5%が「ランチ接待」もしくは「ディナー接待」を行っていると回答しており、なかでも「ランチ・ディナー両方おこなっている」という回答は全体の5割以上を占めています。また、接待回数では「月6~10回」(25%)と、上司の4人に1人は毎週接待を開催していることから、ビジネス接待は企業にとって欠かせない行事のひとつになっているようです。
約95%の秘書が「お店の選定」を日常的に任されることが多く、87%が予約やコース、人数確定などを含む「お店のアレンジ」を一任されているようです。

プライベートで減らせないもの
「ハレの日ギフト」は日常の「食品・飲料」に迫る勢い!10%になっても「気持ち重視」で費用は減らさない傾向


消費税「5%」から「8%」になることを受けて、事前に駆込みで購入を予定しているもの、または、既に購入を決めたものがあるかどうかをたずねたところ、約70%の秘書が「予定していない」と回答しており、そこまで切迫した様子ではないことがうかがえます。(2014年3月上旬時点)

そこで、消費税が上がることにより秘書たちにとってプライベートで「減らせないもの」についてたずねたところ、おめでたいことや記念日を祝う、いわゆる「ハレの日」 の贈り物・ギフトが上位にランクインし、まとめ買いの定番である「日常の食品・飲料」と並ぶ多さでした。

さらに、消費税が「8%」から「10%」へ引き上げられても「減らせない」ものについてたずねたところ、「5%」から「8%」と同じく、上位に「お祝いギフト」が入っていることから、ハレの日では節約したくないと考えているようです。

この結果から、日ごろの秘書業務において、常に細かな気配りを求められる秘書たちは、プライベートにおいても人間関係のつながりや、心配りを大切にしていることが伺えます。実際に選んだ理由として「お祝いごとは気持ちのものなので減らせない」「お祝い事に消費税は関係ない」などの声が多くあげられました。


【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査期間:2014年3月5日(水)~3月11日(火)
調査対象: 秘書業務に従事している男女
サンプル数:430人(男性80人、女性350人)

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[PRTIMES]
 マイページ TOP