30代40代女性のライフスタイル調査(仕事についての調査) 

2013年04月05日
バルク MR事業部は、『30代40代女性のライフスタイルに関する自主調査 第2弾』として、調査結果をまとめました。
第1弾は、結婚・出産などのライフイベントと家族についてまとめておりましたが、第2弾は「仕事について」と題しまして、30代40代の女性の就労実態から、仕事への意識、結婚・出産の仕事への影響など、女性が働くことの意味について掘り下げてまとめてみました。

【調査結果】

30代40代女性の就労の実態

■ 30代、40代女性では、自身に収入がある人の比率は、どの年齢でもおおよそ6割程度となっています。

■ フルタイムで終了している人は、30代前半では半数近くいますが、年齢とともに減少し、40代後半では3割を下回っています。

■ 自分を含めた世帯の稼ぎ手をみると、夫婦ともに収入がある「共稼ぎ」は全体で35.8%、自身に収入がなく配偶者に収入がある「片稼ぎ」は35.0%と、ほぼ同じとなっています。

仕事に対する考え方

■ 今後「働きたい」と考えている人は51.9%、「できれば働きたいが事情によってはあきらめる」(21.6%)を加えると73.5%に達します。

■ 現在、自身の収入がある人は、今後も働きたいという意向が強くなっています。

■ 仕事に対する考え方について主成分分析を行った結果、働くことに意義を感じるかどうか、また、働くことに「生活の安定」を求める考えと働くことに「出会い・成長の場」を求める考えがあることがわかりました。
これらを属性ごとに2次元にプロットしたところ、未婚者は働くことに意義を感じ、また働くことに「生活の安定」を求める考えが強く、既婚者は働くことへ意義を感じることがやや薄く、働くことに「出会い・成長の場」を求める考えが強い傾向があることがわかりました。

仕事が結婚・出産に与える影響

■ 30代40代の既婚で子供のない女性が、出産の妨げになっているものとして「仕事の継続」をあげる比率は13.6%となっています。

■ しかし、30代のフルタイム就業者に絞ってみると、「仕事の継続」は41.9%と高くなり、出産に対する大きな障害となっていることが窺えました。

■ クラスター分析によると、30代40代の子供のいない既婚女性にとって、出産の妨げとしての「仕事の継続」は、「保育・育児施設不足」と近いものになっていました。


【調査概要】
調査方法:Webアンケート方式
調査対象:30代女性 513名 40代女性 516名
対象地区:全国
調査日時:2012年7月18日(水)-7月21日(土)
調査機関:株式会社バルク
調査内容:就労の実態、仕事に関する考え方、仕事が結婚・出産に与える影響

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[バルク]
 マイページ TOP