2014年更年期障害 実態調査 

2014年07月04日
小林製薬は、「2014年更年期障害 実態調査」を実施。更年期障害を経験した母親を持つ、30代から40代の女性312名を対象に、娘の視点で更年期障害に関する意識調査を実施し、母と娘の親子関係を浮き彫りにしました。

【調査総括】

■6割の母親が娘に更年期障害を打ち明けているものの、じっくり話した母娘はわずか2割。
 母親が更年期障害だと知り、娘は受け入れつつも、自分に置き換えて不安にも感じている。

(1) 約6割(61.5%)の娘が、更年期障害を母親から打ち明けられて知った。
(2) 母親とじっくり更年期障害について話したことがあるのは、わずか2割弱(17.0%)。
(3) 母親が更年期障害だと知り、最も多かったのは「年を取ったから仕方ない(40.7%)」、「自分も将来同じようになるかもと不安に思った(40.7%)」と、受け入れつつも不安も隠せない結果に。

■私もいつか更年期障害に…と思っている娘は8割。理由は「母親もなったから」が4割。
 更年期障害は「しょうがない」ものの、実際になった場合を考えると「不安」8割。


(1) 約8割の女性が、いつか更年期障害になると思っている。その理由は、「女性はいつかなると思う(56.1%)」に次いで、「母親もなったから(39.1%)」と考える人多数。
(2) いつか更年期障害になると考える女性(259名)のうち、約8割(83.0%)が、更年期障害になることに不安を覚える、と回答。
(3) 更年期障害のイメージについては「時期が来れば収まるもの(58.7%)」「しょうがないもの(57.1%)」「女性として当たり前のこと(45.5%)」。

■自分が更年期障害になった時、相談したい人のトップは「母親」。


(1) 更年期障害について相談したい人は、「母親(55.1%)」がトップ。その理由は、「女性同士で分かり合えるから(50.9%)」「更年期経験者だから(33.4%)」「一番身近な人生の先輩だから(31.1%)」。

【調査結果】

■母親が更年期障害だと知ったきっかけは「母親から打ち明けられた」6割 (61.5%)。

■更年期障害の母親を見て、「自分も同じようになるかもと不安に思った」「年を取ったから仕方ない」同率40.7%。

■母親との揉め事やケンカは、更年期障害だったからかもしれないと考える娘3割 (32.1%)。

■更年期障害について母親とじっくり話をしたことがある娘は、2割 (17.0%)。

■自分もいつか更年期障害になると思う娘は、8割。「女性はいつかなると思うから(56.1%)」という理由はもちろん、「母親もなったから(39.1%)」という理由も。

■「自分もいつか更年期障害になると思う」と回答したうちの83.0%が、更年期障害になることが「不安(35.1%)」「どちらかといえば不安(47.9%)」と回答。

■30~40代女性が自覚している不調トップ3は「肩こり(60.6%)」「冷え(49.8%)」「疲れ(47.1%)」。

■自分が更年期障害になったとき、とるであろう対処法のトップは、「婦人科にかかる(40.5%)」。睡眠(31.3%)、運動(26.6%)、市販の更年期の薬の服用(21.6%)が続く。

■自分が更年期障害になったとき、もっとも相談したいのは「母親(55.1%)」、理由は「女性同士で分かり合えるから(50.9%)」。また、理解してほしいのは「パートナー・夫(77.9%)」、理由は「気が許せる相手だから(47.5%)」。

■更年期障害のイメージは、「時期が来れば収まるもの(58.7%)」がトップ。「しょうがないもの(57.1%)」「女性として当たり前のこと(45.5%)」「イライラが止まらないもの(45.5%)」と続く。

■更年期障害に対して、世の中の偏見や誤解が「ある」「おそらくある」と回答したのは4割。

■周囲や職場の人に対して、更年期障害ではないかと思ったことは約半数。そう感じた理由は、「イライラ怒り気味だから(56.1%)」「汗を大量にかいていたから(47.5%)」。


【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査対象者:更年期障害を経験した母親を持つ、全国の30~40代の女性312名
有効回収数:312名
標本構成:30~34歳78名、35~39歳78名、40~44歳78名、45~50歳78名
5)実施期間:2014年6月13日~15日

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[小林製薬]
 マイページ TOP