社会人に聞いた「睡眠」に関する実態調査 

2014年07月25日
アイシン精機の寝具ブランドASLEEP(アスリープ)は、睡眠に関する実態を探ることを目的に、全国の10代から60代の男女1,206名を対象に調査を行いました。
今回の調査によって、寝ていたい時間まで寝ていられる人が極めて少ない事実や、睡眠時間が短い人ほど肥満の自覚症状を抱えていることが明らかになりました。また、休日に「寝だめ」傾向にある人が多数存在していることも判明し、現代人の眠りには「睡眠不足」の一言には収まらない、様々な悩みが伴っていると言えます。そのため、より快適な睡眠ライフを送るためには、睡眠時間の確保だけではなく、睡眠の質を向上させるような適切な対処が必要だと考えられています。


【調査結果サマリー】

・平日の睡眠時間、68%は5時間から7時間。5時間未満の人は約5人に1人

・休日は寝だめ傾向が顕著。睡眠8時間以上の人は平日に比べて約10倍に増加

・寝不足が肥満に影響 睡眠4時間未満の人は、4時間以上の人よりも肥満の自覚症状を抱える人が2.8倍

・睡眠ライフの理想と現実のギャップ、約8割の人が「起きたい時間より前に目が覚めてしまう」


【調査結果】

●平日の睡眠時間、約68%は5時間から7時間。5時間未満の人は5人に1人

平日の睡眠時間について質問をしたところ、「5時間から6時間」の人が最も多く36.2%(436人)となりました。次いで「6時間から7時間」の人が31.5%(380人)となり、約68%の人が平日は5時間から7時間の睡眠時間であることがわかりました。一般的に、成人であれば7時間から9時間の睡眠が必要と言われていますが、全体的に睡眠時間が不足していると言えます。一方で、5時間未満の人は18.5%(223人)となり、約5人に1人はかなりの睡眠不足傾向にあることがわかりました。

●睡眠8時間以上の人は平日に比べて約10倍に増加。休日は寝だめ傾向が顕著

一方で、休日の睡眠時間について質問をしたところ、「7時間以上から8時間未満」の人が最も多く30.0%(362人)となりました。次いで「6時間以上から7時間未満」の人が29.9%(360人)となり、休日の一般的な睡眠時間は平日よりも多い傾向が明らかになりました。また、休日に8時間以上寝ている人は20.1%(242人)おり、これは平日の2.1%(25人)に比べると約10倍に増えていることから、休日になると寝だめをする人が多いことが推察されます。

●寝不足が肥満に影響? 睡眠4時間未満の人は、4時間以上の人よりも肥満が2.8倍

睡眠時間と健康に関する実態を探るために、平日の睡眠時間別に、最近1年間で感じた症状について質問をしたところ、睡眠時間が4時間未満の人が肥満と自覚する割合は29.2%となり、睡眠時間が4時間以上の人の平均(10.3%)と比較すると、約2.8倍も多い結果となりました。

●睡眠ライフの理想とギャップ、約8割の人が「起きたい時間より前に目が覚めてしまう」

起きようとする時間のどのくらい前に目が覚めてしまうかを質問をしたところ、「起きたい時刻よりも前に目が覚めることはない」と回答したのは、わずか21.9%(264人)となり、それ以外の78.1%(942人)の人は、本来起きたい時間まで寝ることができずに、途中で起きてしまうという実態が明らかになりました。さらに42.5%(512人)の人は、1時間以上前に目が覚めてしまうと回答し、理想の睡眠ライフと現実の間には大きなギャップが存在すると言えます。


【調査概要】
調査名: 睡眠に関する調査
実施時期: 2014年6月24日から6月26日
調査手法: インターネット調査
調査対象: 全国18歳~69歳男女

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