後継者問題に関する企業の実態調査 

2014年07月29日
帝国データバンクでは、企業概要データベースCOSMOS2(145万社収録)および信用調査報告書ファイル(160万社収録)から、2012年度以降の後継者の実態について分析可能な28万4412社(全国・全業種)を対象に、事業承継、社長の高齢化などの後継者問題について調査した。

【調査結果】

・国内企業の3分の2にあたる65.4%が後継者不在(前回調査からは0.5pt減)

・社長の年齢が「60歳代」の企業では53.9%が後継者不在。同じく「70歳代」は42.6%、「80歳以上」でも3社に1社にあたる34.2%が不在

・後継者のいる企業における後継者の属性は、「子供」が構成比38.4%で最多。「配偶者」「親族」と合わせ同族が約7割に達する

・2012年度以降の社長交代率は10.8%。「建設業」(社長交代率8.5%)、「小売業」(同8.6%)や「売上高1億円未満」(同5.3%)の企業で承継進まず

・企業のキャッシュを生む力(売上高事業価値比率)は、不在企業が後継者あり企業の半分以下。社長の高齢化に伴い事業価値が低下


その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[帝国データバンク]
 マイページ TOP