夫婦仲と寝室に関する実態調査[2014年版] 

2014年08月27日
オウチーノ総研は、20~69歳の既婚男女 830 名を対象に「『寝室』に関するアンケート調査」を行った。まず、「あなたと旦那様/奥様との夫婦仲は円満ですか?」という質問をしたところ、43.4%が「円満」、34.5%が「どちらかと言えば円満」、14.0%が「どちらとも言えない」、3.5%が「どちらかと言えば円満でない」、4.6%が「円満でない」と回答した。次に「あなたは、旦那様/奥様と同じ寝室で寝ていますか?」と聞いたところ、円満夫婦の同寝室率が 80.9%であるのに対し、非円満夫婦は 43.5%と、37.4%もの差が生じた。

【調査結果】

1. 77.9%が「夫婦円満」と回答

まずはじめに、20~69 歳の既婚男女に「あなたと旦那様/奥様との夫婦仲は円満ですか?」という質問をした。結果、43.4%が「円満」、34.5%が「どちらかと言えば円満」、14.0%が「どちらとも言えない」、3.5%が「どちらかと言えば円満でない」、4.6%が「円満でない」と回答した。「円満」、「どちらかと言えば円満」を合わせると、77.9%が「夫婦円満」だと回答した。「円満」もしくは「どちらかと言えば円満」と回答した割合を年代別に見ると、20 代が 86.1%、30 代が 74.1%、40 代が 80.1%、50 代が71.7%、60 代が 77.1%と、特に 20 代の円満度が高かった。

2. 円満夫婦の同寝室率が 80.9%であるのに対し、非円満夫婦は 43.5%

次に、「あなたは、旦那様/奥様と同じ寝室で寝ていますか?」という質問をした。「同じ寝室で、ベッドや布団も一緒」と回答したのが 32.4%、「同じ寝室だが、ベッドや布団は別」が 40.1%、「同じ家の、別々の寝室」が 22.7%、「その他」が4.8%だった。72.5%の夫婦が同じ寝室で寝ているという結果となった。
年代別に見てみると、同じ寝室で寝ている割合は 20 代が 86.8%、30 代が 81.9%、40 代が 70.5%、50 代が 61.4%、60代が 62.0%だった。20 代の同寝室率が最も高く、50 代までは年代が上がるごとに低下していった。一方、子どもの有無で見てみると、子どもがいない夫婦は同寝室率が 82.2%であるのに対し、子どもがいる夫婦は69.3%だった。
さらに、夫婦仲が「円満」もしくは「どちらかと言えば円満」と回答した人と、「どちらとも言えない」、「どちらかと言えば円満でない」、「円満でない」と回答した人に分けて、結果を見てみた。夫婦仲が「円満」もしくは「どちらかと言えば円満」と回答した人は、「同じ寝室で、ベッドや布団も一緒」という人が 37.8%、「同じ寝室だが、ベッドや布団は別」が 43.1%、「同じ家の、別々の寝室」が 17.6%、そして「その他」が 1.5%だった。一方、「どちらとも言えない」、「どちらかと言えば円満でない」、「円満でない」と回答した人は、「同じ寝室で、ベッドや布団も一緒」という人が 13.6%、「同じ寝室だが、ベッドや布団は別」が 29.9%、「同じ家の、別々の寝室」が 40.2%、そして「その他」が 16.3%だった。円満夫婦の同寝室率が 80.9%であるのに対し、非円満夫婦は 43.5%と、37.4%もの差が生じた。

3. 円満夫婦の 54.0%は、同寝室を推奨

最後に、「夫婦円満のためには、寝室は夫婦同室/別室どちらがいいと思いますか?」と聞いてみた。夫婦仲が「円満」、「どちらかと言えば円満」と回答した人は、54.0%が「同室の方が良いと思う」と回答し、「別室の方が良いと思う」は 5.3%、「特に関係ない」は 40.7%だった。一方、夫婦仲が「どちらとも言えない」、「どちらかと言えば円満でない」、「円満でない」と回答した人は、「同室の方が良いと思う」と回答したのが 25.0%、「別室の方が良いと思う」は 14.7%、「特に関係ない」は 60.3%だった。
円満夫婦が同寝室を推奨する理由として最も多く挙がったのは、「寝る前に会話などをしてコミュニケーションがとれるから」(30 歳/女性)という回答だった。特に平日の昼間は、夫婦が一緒にいられる時間はほとんどない。そのため、寝室を同じにしてなるだけコミュニケーションの時間をとることが、夫婦円満の秘訣のようだ。次に多かったのは、「お互いの健康管理にも良いと思うから」(59 歳/男性)という回答。健康面で何かあった時にすぐに対処できる、というメリットもあるようだ。他には「安心感があるから」(29 歳/男性)や「一緒に寝ることで親密になれるから」(38 歳/男性)といった意見も挙がった。
夫婦仲を良好に保つうえで寝室が同じか別かは「特に関係ない」と回答したのは、円満夫婦が 40.7%に対して非円満夫婦が 60.3%。円満夫婦の方が、夫婦が仲良くいるためには寝室のあり方が大切だと考えているようだ。さらに円満夫婦の半数以上は、夫婦円満のためには同寝室の方が良いと回答していることから、同じ寝室で寝ることが夫婦仲を良好に保つカギと言えるだろう。


【調査概要】
有効回答 20~69 歳の既婚男女 830 名
調査方法 インターネットによるアンケート調査
調査期間 2014 年 8 月 12 日(火)~8 月 18 日(月)

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[オウチーノ総研]
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