「敬老の日」にちなんだ調査 

2014年09月11日
ビデオリサーチは、生活者の実態を捉えるための活動の一環として「敬老の日」にちなんだ調査を実施。なお、この調査はシニア研究プロジェクト「VRエイジング・ラボ」が主体となって実施しております。

【調査結果】

「敬老の日」は祝って欲しくない!?

60代の約1割、70代の約3割が、今までに「敬老の日」を『祝ってもらったことがある』と回答しています。しかし、今後も「敬老の日」を『祝ってもらいたい』と思っているのは60代で5%、70代でも4%に激減します。

一方、「誕生日」については60代では4割近く、70代でも3割が『祝って欲しい』と回答しており、「敬老の日」よりはるかに高い結果となっています。「誕生日」をいくつまで祝って欲しいかという質問には、『一生』『生きている限り』『生涯』と回答した人も60代では27%、70代では14%に達し、このことからも「敬老の日」よりも祝って欲しい気持ちが強いことがうかがえます。

最も印象に残っている「誕生日」のお祝いは?

今までで最も印象に残っている「誕生日」祝いを自由回答で聞いたところ、“還暦(60歳)”や“古希(70歳)”などの節目になる年に値のはるプレゼントや旅行などでお祝いをしてもらったことを挙げる人が多くみられました。一方で、『家族が集まってくれれば良い』『祝ってくれる気持ちがうれしい』など、誕生日を忘れずにいてくれることだけで充分という声も聞かれました。

<自由回答より抜粋>
・60歳でハワイ旅行を子供たちからプレゼントされた(72歳男性)
・還暦の時に赤いマフラーをプレゼントされた(65歳女性)
・還暦で息子がタブレットを買ってくれた(61歳女性)
・人生節目の還暦、古希の祝い。歓迎食事会(74歳男性)
・60歳の誕生日にレストランに家族で招待された(62歳男性)

現代のシニア層は、年長者として括られて決まった日に“敬老”されるよりも、自分個人の毎年の「誕生日」を気にかけてもらいたい、そんな気持ちの方が強いようです。


【調査概要】
対象者:男女15~74歳 1,150人(全国)
手法:インターネット調査
期間:2014年8月29日(金)~8月31日(日)

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[ビデオリサーチ]
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