第2回「再倒産企業」の動向調査(2014年度上半期) 

2014年10月08日
帝国データバンクは、会社更生法、民事再生法、旧・商法整理、旧・和議などの“再建型の法的整理”を活用して再生を目指していたものの、後に再び倒産した企業(「再倒産企業」)について、年度半期別推移、業種別、負債規模別、代表交代の有無などを集計した。
なお、「再倒産企業」に関する調査は2013年4月8日に続いて今回が2回目となる。

【調査結果】

・2014年度上半期の「再倒産企業」は25件発生。全体の倒産件数が5年連続の前年同期比減少となるなか、再倒産件数は3年連続の前年同期比増加となった。なお、集計可能な1987年以降の「再倒産企業」の累計は433件に達している

・業種別に見ると、2014年度上半期は「製造業」が13件(構成比52.0%)でトップ。以下、「小売業」(6件、同24.0%)、「建設業」(3件、同12.0%)などが続いている

・負債規模別に見ると、「5000万円未満」と「1億円以上5億円未満」が7件(28.0%)で最も多い。他方、「10億円以上50億円未満」が6件(24.0%)と、中規模クラスの再倒産も発生

・2014年度上半期に再倒産した25社を対象に、1度目の倒産時との代表交代の有無を集計したところ、「交代なし」が16社(64.0%)で全体の6割超


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[帝国データバンク]
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