バンコク消費者の健康ニーズに関する調査 

2014年06月16日
日本能率協会総合研究所(JMAR)は、近年注目を集めるアジア新興3大都市「バンコク(タイ)」「ジャカルタ(インドネシア)」「ホーチミン(ベトナム)」の消費者の実態をお伝えするために、「アジア新興国インサイト」と題して、自主調査シリーズを展開致します。

2014年度は、昨年度に引き続き「ヘルスケア」をテーマとして、各都市で順次インターネット調査を実施致します。今回のリリースでは、2014年2月に実施したバンコクにおけるインターネット調査の結果を、弊社が過去に実施した日本・ジャカルタでの自主調査結果と比較しながらご紹介致します。

【主な調査結果】

健康への配慮志向はジャカルタ同様に高く、サプリメント・機能性飲料の摂取意向が顕著
日本・ジャカルタと比較して健康面で気になることのスコアは総じて低いが、高い健康への配慮志向からサプリメントや機能性飲料の摂取意向の高さが浮き彫りとなった

健康への配慮
日本を大きく上回る9割近くが「積極的に気づかっている」「まあ気づかっている」と回答。

日頃、体調や症状について気になること
「ストレス」「腰痛」「不眠・寝つきが悪い」が上位となっているが、日本・ジャカルタと比較すると総じてスコアは低め。

日頃、健康を意識して食事・生活面で気にしていること
くだもの、水、魚の摂取意識が高いが、ジャカルタよりも相対的に低い。食事のバランスについての意識は低め。

日頃、健康を意識して定期的に摂取している健康食品・飲料など
サプリメントが1位。機能性ドリンク、機能性お茶ドリンクの摂取意向は日本・ジャカルタより顕著に高い。

日頃、健康を意識して利用している健康器具
日本・ジャカルタでは下位であった「トレーニング用器具」「トレーニングマシン」のスコアがそれぞれお3位・4位と高く、身体を鍛える意識が比較的高いことがうかがえる。

今後利用してみたい健康・運動機器
マッサージチェアのスコアが日本・ジャカルタと同様トップ。ジャカルタにはおよばないが、すべてのカテゴリーで日本よりも利用意向が高い。


【調査概要】
調査目的:バンコクに居住する消費者の健康に関する意識、行動、購入実態等の把握
調査手法:弊社グローバルネットサーベイを用いたインターネット調査
調査対象者:バンコクに居住する20歳~49歳の男女
サンプル設計:計600サンプル 性別×年代(6区分)に基づく均等割付回収
調査期間:2013年4月
実施協力機関:株式会社日本能率協会総合研究所 GMOリサーチ株式会社

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[日本能率協会総合研究所]
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