若年層白書(「いま」のライフスタイル調査) 

2014年10月27日
インテリジェンスが「an」は、全国の15~24歳までの男女2476人のライフスタイルやアルバイト経験、将来・仕事観についてまとめた「若年層白書」を発表。第二回目となる今回は、「いま」のライフスタイルをテーマに、スマートフォンの利用実態や、人間関係・コミュニケーションについてお届けします。

【調査結果】

■スマートフォン利用率は8割以上。一日にスマートフォンを見る回数は、平均64回

今回対象となった若者のスマートフォン利用率は8割を超え、高い結果となりました。ガラケー利用者が一日に携帯を見る回数が27回だったのに対し、スマートフォン利用者は倍以上の64回。これは、スマートフォンを見られる時間を1日10時間とした場合、10分に1回程度見ている計算になります。また、スマートフォン利用者の9割以上がLINEを利用しています。メール代わりに利用するだけではなく、バイト先や学校などでグループを作り、連絡網として使用している人も多いようです。また、LINEやTwitterは、気軽につながれるという理由から、新しい友達を作るきっかけにもなっています。特にLINEでは、学校や趣味が同じグループを作っている人をネットで検索し、グループに入れてもらい友達になるのが、スタンダードな方法になっているようです。

■新しい友達との出会い、半数以上はネット

友達の平均人数が一番多かったのは、高校生で129人(前年比+32人)でした。ついで、大学生70人(前年比+5人)、フリーター41人(前年比+14人)という順に。友達の人数は、昨年から大きく増加しています。今回の調査では、ネットを通じて知り合った友達の増加が特徴的でした。昨年から増加した友達の全体平均である8人のうち、ネットを通じて出会った人数は6人。しかし実際に会ったことがあるのはそのうち1人だけという結果に。最も多い、学校つながりの友達(37人)に次いで、ネット経由で知り合った友達(25人)が多くを占めています。また高校生では、友達からの紹介で知り合ったという友達の数が前年より半減しています。

■なりたい人は、「気配りができ、自己主張もできる」、コミュニケーション上手な人

「どんな人になりたいか」という質問に対しては、1位が「気配りができる人」、2位が「自己主張ができる人」と、いずれもコミュニケーションが上手な人に対する憧れが強く表れた結果に。お金や、学歴、容姿などより、コミュニケーション能力を重視する傾向も強く、人との関係性を一番に考えるのが、この世代の特徴とも言えそうです。

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[インテリジェンス]
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