働く男女1,000人ストレス実態調査 

2014年10月30日
マクロミルは、2015年から施行される「ストレスチェック義務化法案」に伴い、20歳~59歳までの働く男女1,000名を対象に、「ストレス実態調査」を行いました。調査期間は10月24日(金)~25日(土)。

【調査背景】

ストレス社会と呼ばれている現代社会では、精神的・肉体的にストレスを感じている人が蔓延しています。2014年6月19日には、メンタルヘルス対策の充実・強化等を目的として、従業員数50人以上の全ての事業場にストレスチェックの実施を義務付ける「労働安全衛生法の一部を改正する法案(通称:ストレスチェック義務化法案)」が国会で可決・成立し、2015年中に施行されます。実際、現在どれくらいの人がどんな理由でストレスを抱いているのでしょうか。ストレスの実態について調査しました。

【調査トピックス】

・働く男女の84%がストレスを感じている。原因は「仕事内容」「職場の人間関係」が多数。45%がストレスを「ほぼ毎日」感じる

・94%が「ストレスチェック義務化法案」の2015年施行を“知らない”

・勤務先にリラクゼーションサービスの導入「望まない」7割。「会社では癒されない」「そんな暇はない」声多数。現在、導入している企業はわずか5%


【調査結果詳細】

働く男女の84%がストレスを感じている。原因は「仕事内容」「職場の人間関係」が多数。45%がストレスを「ほぼ毎日」感じる

働く男女1000人に、普段どの程度ストレスを感じているか尋ねたところ、84%がストレスを感じていると答えました(強く感じる+やや感じる)。原因としてそれぞれ約6割の人が「仕事内容」「職場の人間関係」と選びました。また、ストレスを感じる頻度は「ほぼ毎日」が45%にも上りました。

94%が「ストレスチェック義務化法案」の2015年施行を“知らない”

2015年中に、従業員数50人以上の全ての事業場にストレスチェックの実施を義務付ける「労働安全衛生法の一部を改正する法案(通称:ストレスチェック義務化法案)」が施行されます。この「ストレスチェック義務化法案」が施行されることについて、知っているか尋ねたところ、94%の人が「知らなかった」と答えました。普段ストレスを感じている人が多いにも関わらず、当法案についての認知はまだ低いことが分かりました。

勤務先にリラクゼーションサービスの導入「望まない」7割。「会社では癒されない」「そんな暇はない」声多数。現在、導入している企業はわずか5%

福利厚生の一環として、勤務先にリラクゼーションサービスを設ける企業があるそうです。勤務先にリラクゼーションサービス施設を導入していない企業の勤務者に、社内にリラクゼーションサービスの導入を望むか聞いたところ、「YES」は31%、「NO」は69%と7割が「望まない」と答えました。理由は「会社では癒されない」「オンとオフを区別したい」「そんな暇はない」などといった声が多く聞かれました。
ちなみに、現在リラクゼーションサービスを導入している企業はわずか5%に留まりました。「ストレスチェック義務化法案」に対応したサービスを検討する企業は今後増えてくるのでしょうか。

※リラクゼーションサービスとは、手技を用いるストレッチサービス、アロマテラピー、オイルトリートメント、ボディケア(もみほぐし他)、リフレクソロジーなどを指します(はり・きゅう・整体・整骨などは除く)。2013 年10 月30 日に、総務省よりリラクゼーション業が日本標準産業分類に登録されました。


【調査概要】
調査方法:インターネットリサーチ
調査地域:全国
調査対象:20~59歳の会社員(マクロミルモニタ会員)
割付方法:男女×年代(20,30,40,50代)を均等に回収/合計1,000サンプル
調査日時:2014年10月24日(金)~2014年10月25日(土)
調査機関:株式会社マクロミル

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[マクロミル]
 マイページ TOP