世界モバイル利用動向調査 

2014年12月01日
デロイト トーマツ コンサルティングは、世界22ヶ国約37,000人を対象として実施した「世界モバイル利用動向調査」をもとに、日本マーケットにおける動向及びイギリス・フランス・ドイツ・シンガポール・韓国との比較分析を行った結果をまとめた。

【調査結果のサマリー(抜粋)】

1.日本は携帯電話(スマートフォン・フィーチャーフォン)の買い替え頻度が調査国の中で最も低い
過去5年間に携帯電話を買い替えた回数を1回以下と答える割合が日本は7割を超え、調査各国の中で最も多い。シンガポールや韓国では約7割が過去5年で2回以上買い替えたと回答。

2.携帯電話の購入、欧州ではオンラインが主流になりつつあるが、日本は94%が店舗で購入している
欧州では携帯電話の購入場所としてオンラインと回答する割合が4~5割にのぼるが、日本では6%にとどまり、店舗で購入する割合がほとんどを占める。

3.携帯電話の1日のチェック回数、日本は10回以下が6割弱と他国に比べ少ない
日本では1日の携帯電話のチェック回数が10回以下と答える割合が57%と調査各国の中で最も多い。ただ、スマートフォンとフィーチャーフォンのユーザーの間にはその割合に約2倍の開きがある。

4.日本では起床後5分以内に45%がスマートフォンをチェック。1時間以内だと約9割に
日本のスマートフォンユーザーの45%が起床後5分以内にスマートフォンをチェックと回答。1時間以内だと87%に及ぶ。また、若年層ほどチェックするタイミングが早い。

5.通信会社の選定理由、日本では家族割引が最大の決め手
通信会社の選定理由は各国とも「価格」に関する項目だが、日本では特に家族割引や友人同士の通話割引が最大の決め手となっている。

6.スマートフォンの主なインターネット接続方法、日本はWi-Fiと携帯電話通信網が半々
イギリスではスマートフォンの主なインターネット接続方法としてWi-Fiが7割に及ぶが日本では携帯通信網(4G、3Gなど)をあげる割合と半々。

7.日本ではアプリを全くダウンロードしない人が2割、他国と比較してもダウンロードする人が少ない
日本ではアプリのダウンロードを全くしない人が2割におよび、1ヶ月以内にダウンロードしていない人も含めると5割を上回る。


【調査概要】
「世界モバイル利用動向調査 2014 」調査は、デロイトのテクノロジー・メディア・テレコムプラクティスによって実施された、グローバル調査である。
・調査実施期間:2014年6月~2014年7月
・調査方式:オンラインアンケート
・調査対象国:全22ヵ国
・調査対象人数:37,000人
(ニュースリリースおよびレポートではうち日本、イギリス、フランス、ドイツ、シンガポール、韓国の結果を比較)

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[デロイト トーマツ コンサルティング]
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