マタニティマークの所持事情についての調査(妊婦対象) 

2014年12月12日
リクルートライフスタイルが企画・編集を行う『妊すぐ』は妊婦さんのマタニティマークの所持事情について調査しました。

【調査結果】

妊婦さんへのマタニティマークの認知度・所持率は非常に高め

妊婦さんに対する社会の気遣いや配慮を目的に作られた「マタニティマーク」。特に外見からは見分けがつきにくい妊娠初期の妊婦さんにとって、交通機関等や外出先での周囲からの理解や協力を求めるという役割も果たします。
妊娠前からマタニティーマークを知っていた妊婦さんが86%と、妊娠を意識する女性のマタニティマークに対する認知度は高い結果となりました。

◆マタニティマークを知っていますか?
妊娠前から知っていた 86%
妊娠して初めて知った 13%
知らない 1%  

また、自治体や公共機関で配布されることから、ほとんどの妊婦さんがマタニティマークを持っていることがわかりました。

◆マタニティマークを持っていますか?
持っている 96%
持っていない 4%

76%の妊婦さんがマタニティマークを身に着けると回答

場合によってつけている妊婦さんも含めると、76%の妊婦さんが身につけていると回答。

◆マタニティマークの利用状況についてお聞かせください
外出の時、いつもつけている(つけていた) 53%
場合によってつけている(つけていた) 23%
いつもつけていない(つけていなかった) 24%

身につけている理由は
「万が一の時に、お腹に赤ちゃんがいることを分かってもらうため」という回答や「お腹があまり出ていない時期に妊娠中であることがわかるように」といったお腹の目立たない初期の方だからこそ身につけているというものが目立ちました。
場合によってつけている、と回答した妊婦さんは、公共交通機関を利用する時や、人の多いところや慣れない土地に行った時につけるとの回答が多数でした。

マタニティマークを持っているのに身につけない派の理由は…?

「そもそも公共交通機関を利用することがなかった」
「恥ずかしかった」
「仕事上隠す必要があった」
「妊娠を望んでいる人が見たら辛そうと思ったため」
「嫌がらせされるのでは?というネットの書き込みをみたため」
 など理由は様々。

マタニティマークを付けていて良かったエピソードは?

もっとも多かったのが電車やバスでの公共機関で席を譲ってもらったエピソード。
その他にも、妊婦さんへの気遣いを感じる心温まるエピソードが寄せられました。

「つわりがひどくて辛かったのですが、電車で声をかけていただいたり、席を譲っていただいたりした」
「70歳くらいの女性に『ひとりの体じゃないのよ。座りなさい。遠慮は今はいらないの。2人分堂々としてなさい』と席を譲ってもらいました」
「スーパーでレジの方がマタニティマークを見て、重いカゴを他の台まで移動させてくれた」
「お店などでたばこの煙が来ない場所に気遣って下さり嬉しかった」
「小さい子に『赤ちゃん頑張れ』と声をかけてもらい お腹をなでてもらいました」
「買い物のとき必ずお店の人が荷物を運んでくれたりしました。トイレが近くなるのでトイレの順番を変わってくれました。たくさんの人の優しさに触れ、自分も人に優しくなりました」
「マークをつけることで他人と赤ちゃんのことで会話が弾んだ」


【調査概要】
・調査実施期間:2014年12月実施
・調査対象:『赤すぐnet』メルマガ会員のうち、妊婦さんと2歳未満の子をもつ母親
・有効回答数:2,470人

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[リクルートライフスタイル]
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