避妊に関する調査2014 

2014年06月19日
プラスアールは、「ルナノート」利用者215人に避妊についての調査を行いました。
その結果、69%の女性が「避妊の失敗などで不安に思った経験がある」と回答しました。また緊急避妊薬(アフターピル)の認知度については、「知っている」61%、「聞いたことがある」24%、「知らない」15%でした。

【調査結果】

■69%の女性が「避妊の失敗などで不安に思った経験がある」と回答
「SEXの後、避妊の失敗などで不安に思った経験はありますか?」という質問には、69%の女性が「不安に思った経験がある」と回答しました(N=215)。

■「生理中だから大丈夫」、「膣外なら平気」…甘い考えを後悔
避妊の失敗などで不安に思った経験として、「生理前後や生理中は安全だと思っていた」など甘い認識により後悔したという声が寄せられました。また「膣外だったら妊娠しないと思い込んでいる人が多いのでは」との意見もみられました。

・ 生理が終わってすぐまだ大丈夫と思って避妊しなかったが、数日後に予定より早く排卵時のような下腹部痛があり、その後も乳房の張りなどいつもと違う症状が続き妊娠してしまったかと心配になった
・ 生理中に(行為を)やってしまいました
・ 膣外射精が多いが、避妊できたか不安になることがある。
・ 知識不足の人が多いように思う。相手(パートナー)もそうだし、友達も膣外だったら妊娠しないと思い込んでいる人が多い

■「場の雰囲気に任せてしまう」、「言い出しづらかった」という声も
また以下のように、「つい流れに任せてしまった」、「パートナーに言いづらかった」、という後悔の声も。

・ 若い頃は、断ることができず、避妊せずにしてしまったことがある
・ 気を悪くしてしまうのではと思い、避妊について言えない
・ 俺は妊娠させない自信があると生で膣外射精された。これは避妊だと…
・ 彼氏が求めるので、コンドームをせずにしてしまった
・ コンドームをすると萎えてしまうと言われて以来、コンドームを付けてくれと言いづらくなってしまった

■想定外のトラブルで不安に。「避妊具が外れた」、「穴が開いていた」等
「避妊具にまつわるトラブル」として多かったのは「避妊具が外れて不安になった」というものでした。

・ ゴムがやぶれたり、外れたり不安な体験をしたことがあります。今はピルと併用しています
・ 穴が空いていないか確認していなかった
・ 一度コンドームを着けたにもかかわらず、抜けてしまい、私の体内に残ってしまったことが。取り除けましたが、流れ出ている可能性があったため、アフターピルを念のために飲みました

■万一の手段としての緊急避妊薬(アフターピル)。「知っている」女性は61%
また、避妊具にまつわるトラブルや強姦など、緊急の場合に用いられる緊急避妊薬(アフターピル)についても調査しました。「緊急避妊薬(アフターピル)を知っていますか?」という設問で、「知っている」と答えた女性は61%、「なんとなく聞いたことがある」24%、「知らない」15%でした(N=215)。

さらに、緊急避妊薬(アフターピル)を「知っている」、「何となく知っている」と答えた女性183人に「避妊失敗から原則72時間以内に服用しなければいけないことを知っていますか?」と質問しました。その結果、「知っている」と回答したのは63%。「なんとなく聞いたことがある」29%、「知らない」8%でした(N=183)。

緊急避妊薬(アフターピル)はあくまで最終手段であり、確実に避妊できるとは限りません。また心身への負担はもちろん、経済的負担も無視できません。緊急手段があるからと安心せず、普段から「避妊」について正しい知識を身につけることが重要です。今後もプラスアールでは医療や健康について調査するとともにサービス改善に努め、皆様に役立つ情報の提供を行ってまいります。


【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査期間:2014年4月27日~2014年6月12日
対象者:カラダノートシリーズアプリ「ルナノート」利用者 215名
(年齢構成10代8%、20代54%、30代26%、40代以上12%)

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
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