ペットの病気や健康、ペット保険に関してのアンケート調査 

2015年04月07日
SBIホールディングスの保険の窓口インズウェブは、ペットの病気や健康、ペット保険に関して独自にアンケート調査をおこないました。

ペット(犬と猫)の割合と飼ったきっかけ

「保険の窓口インズウェブ」アンケート回答者のうち、犬か猫を飼っている・飼っていたと答えた方は745人でした。そのうち、犬を飼っていると答えた人は63.0%と最も多く、猫より犬を飼っている人が多いようです。
では、なぜ人はペットを飼うのでしょうか。ペットを飼ったきっかけでは「生活の癒し・安らぎになるから(39.0%)」という答えが最も多く、次いで「家族のコミュニケーションになるから(19.9%)」と、ペットに精神的なつながりを求めて飼い始めた人が多いことが分かります。

また、一般社団法人ペットフード協会による「平成26年全国犬猫飼育実態調査」によると、逆にペットを飼いたいが飼えない要因として最も多いのは、「集合住宅に住んでいて、禁止されているから」というものでした。アンケート結果からも「ペットが飼える住宅に引っ越したから」がペットを飼うきっかけになったものに含まれていることから、物理的な要因で飼えない人も多いと考えられます。

ペットが飼えるマンションが増加

平成11年頃までは、ペット飼育が可能なマンションの管理組合の割合は30.6%となっているとおり、戸建て住宅でなければペットを飼えないと思われていた方も多いのではないでしょうか。しかし、近年建てられたマンションではペットの種類やサイズを限定して許可している所がほとんどとなっており、その割合はなんと95.9%となっています。このように、ペット飼育が可能なマンションが増えたことにより、ペットと一緒に住めて嬉しい思いをする人も増えたのではないでしょうか。

ペットを飼っている方が乗っている人気車は?

ペットを飼っていると、広い場所での散歩や通院などで車が必要になります。また、特に犬を飼っている場合は愛犬とドライブに行くのが好きという人も多いでしょう。
そこで、ペットを飼っている、または飼っていたと答えた人がどのような車に乗っているかを調べてみました。

人気車種の上位はワゴンR、フィット、ムーヴでした。やはり、車内空間が広く、ペットを乗せやすい車が人気のようです。また、一部の自動車ディーラーでは、愛犬と共に来店可能な自動車ディーラーもあり、実際に愛犬と試乗ができるサービスもおこなっている所もあります。今後、ペットとのドライブを考えている方は、利用してみてはいかがでしょうか。

犬・猫キャラクター人気ランキング
アンケート回答者に好きな犬・猫のキャラクターを聞いたところ、以下のような結果になりました。

1位 スヌーピー
2位 キティ・ホワイト
3位 ドラえもん
4位 ジバニャン
5位 トム
6位以下 ソフトバンクのお父さん、ひこにゃん、ジジ、のらくろ、タマ等

猫のキャラクターが多くランクインしましたが、一番人気はスヌーピーでした。漫画「ピーナッツ」に登場する有名な犬のキャラクターですが、スヌーピーが誕生したのは1950年。なんと60年以上も愛されているんですね。
いつまでも大切なペットと健康に、豊かな生活を築いていけるようにしたいですね。

ペットの健康面で気になること

年々、ペット飼育が可能な集合住宅が増えたり、ペットとドライブに行きやすくなったり、ペットを飼う環境が整ってきていますが、室内飼育ならではの異物誤飲や、フローリングでの転倒事故などのケガ等が増加しています。ペットを飼育する上で一番に大切にしなければならないのは、やはりペットの健康です。

そこで、ペットを飼っている、または飼っていたと答えた人に「ペットの健康面で気になること」をきいてみると、多くの方が何らかの不安を抱えていることが分かりました。特に「高齢による病気」という声が多く、他にも「肥満、運動不足」「皮膚病」「歯周病」「感染症」といった意見があげられました。
一般社団法人ペットフード協会による「全国犬・猫飼育実態調査」では、犬全体の平均寿命は14.2 歳、猫全体の平均寿命は15.0 歳と、寿命が延びてきているという結果が出ています。ペットの飼育環境が整い、寿命が延びるにつれて、人間と同じように病気などのリスクも高まっています。

また、「あなたのペットが動物病院で治療を受けた事はありますか?」との質問では、「治療を受けたことがある」と答えた人が73.6%と、多くのペットが動物病院にお世話になっていることが分かります。また、治療に掛かった費用をきいたところ、5万円以下が55%と半数を占めていましたが、10万円を超えるケースも少なくなく、中には治療費に100万円以上もかかったと答えた人もいました。
日々の健康状態に気を付けるだけではなく、万一治療が必要になった時のために、金銭面での備えが必要になってくるでしょう。

治療費の負担を減らすには

ペットが病気やケガ等で治療が必要になった場合、その治療費は全て自己負担となります。
そこで、少しでも飼い主の負担を減らすために、「ペット保険」という保険があるのをご存じでしょうか。ペット保険に加入していると、動物病院での診断・通院費や、入院費、手術費が一定額まで補償されますが、現在、ペット保険への加入率は非常に低いものとなっています。

ペットを飼っている、または飼っていたと答えた人のペット保険の加入率を調べたところ、加入している、または昔加入していたと答えた人は13.1%と、非常に低い加入率であることがわかります。海外ではペット保険の普及が進んでいる国もあり、特にスウェーデンではペット保険の加入率が50%を超えるほど身近なものになっています。日本ではまだまだ知名度が低く、保険料の高さや保険の必要性などの点で加入していない人が多いようです。ペット保険に加入している人はどのような点にメリットを感じているのでしょうか。アンケート回答者の声を紹介します。

ペット保険加入者に聞いたメリット

・自己負担(30%)が少なく、犬の医療費を気にせず受診できる。大手保険会社で安心感がある。
・病院に躊躇なく行ける。
・ケガをした時、安心して通院できた。
・治療費に対して安心感がある。

ペット保険に加入することで、いざという時のケガや病気に備えた安心感につながり、診断費を気にせず動物病院に通いやすくなるという声がありました。少しの異変でも病院に通いやすくなることで、病気の早期発見にもなり、結果的にペットの健康を守ることにつながります。また、アンケート結果から、ペットにかかる治療費が場合によっては10万円以上と高額になることが分かりましたが、人間のような公的医療保険制度はないため、その治療費は全て自己負担となってしまいます。 なお、人間の生命保険の加入率は約80%といわれています。人間と比べると加入率がまだまだ低いペット保険ですが、大切な家族と同じように、あらためてペットの健康について考えていきたいですね。


【調査概要】
調査期間:2015年2月2日~2015年2月11日
有効回答数:インズウェブ利用者 1,918人
調査方法:インターネットによる任意回答

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[保険の窓口インズウェブ]
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