矢野経済研究所は、国内スポーツ用品の市場調査を実施した。

<スポーツ用品市場とは>
本調査におけるスポーツ用品市場とは、ゴルフ、スキー・スノーボード、釣り、アスレチックウエア、アウトドア、スポーツシューズ、テニス、スイム、野球・ソフトボール、サイクルスポーツ、バドミントン、武道、卓球、フィットネス、サッカー・フットサル、バスケットボール、バレーボール、ラグビーの主要18カテゴリーの関連用品を対象とし、メーカー出荷金額ベースで市場規模を算出した。
そのうち、アスレチックウエアは「トレーニングウエア(ジャージを含む)」、「ライフスタイルウエア」、「陸上競技・ランニングウエア」を、スポーツシューズは「ランニングシューズ」、「ウォーキングシューズ」、「多目的シューズ(カジュアルスニーカーを含む)」、「キッズシューズ」、「スポーツサンダル」を対象としている。

【調査結果サマリー】

◆2014年のスポーツ用品国内市場は、前年比103.2%とプラス成長の見込み
2014年のスポーツ用品国内市場規模(メーカー出荷金額ベース)は、前年比103.2%の1兆3,558億5,000万円を見込む。これによって、スポーツ用品国内市場は3年連続で3%台の成長率を維持する見込みである。

◆2014年のスポーツシューズ市場は、219億8,000万円の増加を見込む
2014年のスポーツ用品国内市場規模(メーカー出荷金額ベース)は1兆3,558億5,000万円を見込み、2013年実績から417億6,000万円増加の見込みである。そのうち、52.6%となる219億8,000万円をスポーツシューズ市場が占める。

◆スポーツシューズ市場の中でも、多目的シューズが好調
街歩き用途のカジュアルスニーカーなどの多目的シューズは販売状況が好転し、2014年の多目的シューズ市場規模(メーカー出荷金額ベース)は908億9,000万円を見込み、同年のスポーツシューズ市場規模2,196億1,000万円のうち、41.4%を占める。

◆2015年のスポーツ用品国内市場は、前年比102.9%と予測
2015年のスポーツ用品国内市場規模(メーカー出荷金額ベース)は、全18カテゴリー中15カテゴリーにおいてプラス成長となり、前年比102.9%の1兆3,957億9,000万円と予測する。


【調査概要】
調査期間:2014年12月~2015年3月
調査対象:スポーツ用品メーカー・卸売業・輸入商社・小売業など
調査方法:当社専門研究員による直接面談、ならびに郵送アンケート調査を併用

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[矢野経済研究所]
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