肩コリに関する意識・実態調査(20~60代の男女対象) 

2015年04月21日
パナソニックは、20~60代の男女8,360名を対象とした「肩コリに関する意識・実態調査」をおこないました。調査結果を元に作成した「47都道府県 肩コリ県ランキング」からは、47都道府県の中でも特に肩コリを感じている都道府県が、1位 鹿児島県、2位 福島県、3位 東京都であることが分かりました。

■ “肩コリ県”TOP3は鹿児島県・福島県・東京都…「肩こらない県」は沖縄県に決定

今回の調査では、肩コリの頻度(9段階の自己評価)、および、程度(5段階の自己評価)についての2つの調査項目において、各項目50点を満点として、合計 で100点満点となるよう得点化。日本国内在住の男女8,360名を対象とした調査で項目別の点数(該当数)の合計を総合点とし、各都道府県の総合点(平均)の降順で「47都道府県 肩コリ県ランキング」の順位を決定いたしました。

47都道府県の中でもっとも肩コリを感じている“肩 コリ県”1位は鹿児島県、次いで2位が福島県、3位が東京都の結果に。3位内にランクインした都県を詳しく見ると、1位の鹿児島県は肩コリの程度につい て、5段階中5の評価(非常にこっている)と回答した人が全国平均(35%)を上回り42%。強い肩コリを感じている人が多くいることが、1位となった理由とも考えられます。2位の福島県、3位の東京都はともに、肩コリを感じる頻度が「週に4回以上(ほとんど毎日)」の人が43%と全国平均(35%)を上回る結果となり、頻繁に肩コリを感じている人が多いようです。

ちなみに、総合ランキング最下位の47位で、もっとも肩コリを感じていない、いわば“肩こらない県”1位となったのは沖縄県。2位は佐賀県、3位は群馬県となりました。沖縄県は肩コリをまったく感じていない人が全国1位の 21%(茨城県も同率1位)。肩コリを感じている人でも、肩コリの程度として「非常にこっている」と回答した人は28%で全国平均を下回っています。

◇ 男女別に見る肩コリ県ランキング、男女で順位に差

「47都道府県 肩コリ県ランキング」を男女別に見ると、特に女性の順位が大きく入れ替わり、1位は岡山県、2位は長崎県、3位は変わらず東京都という結果となりました。 男性の1位は鹿児島県と変わらなかったものの、2位は香川県、3位は福島県の結果に。そのほかにも男女で順位に大きな差が出た都道府県は複数見られ、もっともその差が大きかったのは岡山県(男性37位・女性1位・総合10位)でした。また、長崎県(男性29位・女性2位・総合11位)、愛知県(男性35 位・女性9位・総合22位)、神奈川県(男性28位・女性6位・総合15位)なども、男女で20位以上差が開く結果となっています。

◇ 全国的に「姿勢の悪さ」が原因?仕事に影響する可能性も…

続いて、普段から肩コリをはじめとして、首、腰など、体のコリを感じている人にその原因は何だと思うかを聞いたところ、もっとも多かったのは「姿勢の悪さ」(61%)。「運動不足」(54%)、「長時間の同じ姿勢」(47%)や、「長時間のパソコンの使用」(34%)といった生活習慣も上位に並びました。ちなみに、肩コリ県2位の福島県は、「姿勢の悪さ」を自覚している人が69%と全国でも多く、5位の島根県(68%)、7位の山口県(68%)も同程度に多い結果となっています。このような体のコリを感じることで、「体がだるく感じる」(59%)、「体が重く感じる」(52%)など、全身への影響を感じる人は半数を超え、「頭痛を感じる」(33%)、「目の周辺の痛みを感じる」(20%)といったパーツに関しても悪影響が出てしまう人がいるようです。また、17%と約5人に1人は「仕事に集中できなくなる」と回答しており、体のコリが思わぬところにまで影響を与えてしまうことが明らかになりました。

◇ 全国の“コリケア”事情―自己流ケアが主流の中、肩コリ県はプロ頼みの結果に

そこで、体のコリのケア方法についても調査をおこないました。その結果、「お風呂に入る(湯船に浸かる)」(71%)、「ストレッチをする」(56%)、「自分の手でマッサージをする」(55%)など、全国的に半数以上の人が自己流でのケアを取り入れていることが判明。アイテムを使ったケアとしては、「貼り薬(湿布やコリをほぐす磁器テープなど)を使う」(34%)、「自宅でマッサージアイテム(家電類)を使う」(19%)、などが並びました。「プロによるマッサージを受けに行く」人は16%と2割程度でしたが、肩コリ県3位の東京都は24%と神奈川県と並んで全国トップで、約4人に1人が プロによるケアに頼っています。ケアごとの投資金額についても調べると、プロによるマッサージに関して、年間あたりの投資額がもっとも多かったのは肩コリ 県4位の岐阜県で平均32,980円。肩コリ県2位の東京都も投資額が高く、年間あたり平均20,047円という結果となりました。


【調査概要】
・調査対象:日本国内在住の20~69歳の男女 8,360名(性別に均等割付)
※全国47都道府県を人口分布に基づき10セルに割付、10セル間で同比率となるようサンプル数を割付
 (各都道府県のサンプル数は134名~238名の範囲内)
・調査期間:2015年1月30日(金)~2015年2月4日(水)
・調査方法:インターネット調査

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