ジャストシステムは、セルフ型アンケートサービス「Fastask(ファストアスク)」を利用し、プライベートでメインにスマートフォンを利用している20~40代の男女561名に対し、『飲食店や小売店の公式アプリと消費行動に関するアンケート』を実施。

【調査結果の概要】

■公式アプリ利用後に、3人に1人が「来店や購入頻度が増加」
飲食店や小売店の公式アプリユーザーに、利用を開始してからの行動の変化について聞いたところ、34.6%が「店舗に来店したり、商品を購入したりする頻度が増えた」と回答しました。続いて、「その企業やブランドの情報を積極的に見るようになった」(21.7%)、「その企業の商品を周囲にすすめることが増えた」(15.7%)、「その企業やブランドの情報をSNSで拡散することが増えた」(15.4%)でした。※1
飲食店や小売店にとって公式アプリを提供することは、消費者の購買意欲を高めることに加えて、企業や商品の認知向上や情報拡散といった効果をもたらすようです。

■来店や購入頻度を増やすのは、1位「クーポン」、2位「ポイント」、3位「キャンペーン」
公式アプリ利用後に来店や購入頻度が増えた理由は、「お得なクーポンが定期的に発行されているから」(63.5%)が最も多く、2位「ポイントが貯まりやすいから」(40.0%)、3位「キャンペーンが魅力的だから」(36.5%)を大きく上回る結果になりました。※1
消費者にとってお得なクーポンは、来店や購入の促進に有効な施策と言えそうです。

■店内で公式アプリを知り、その場でインストールした人の42.2%は「クーポン目的」
公式アプリを知ったきっかけとして最も多かったのは「アプリストア」(35.4%)、続いて「企業のホームページ」(31.4%)で、3番目は「店内の掲示等」(29.1%)でした。※1
「店内の掲示等」で公式アプリを知り、その場でインストールした理由として、42.2%の人が「お得に購入できるクーポンを使うため」を挙げました。「初回登録特典の割引サービスを利用するため」(20.5%)、「ポイント増量デーで、ポイントをより多く貯めるため」(8.4%)などと比べても、クーポンが消費者に与える影響は大きく、即効性のある施策でもあるようです。

■公式アプリユーザーの3割超が、「クーポン適用期間まで、来店を延期」
公式アプリユーザーの73.5%が、クーポンの有無や内容により、当初予定していた行動を変更したことがありました。具体的には、「単品から、クーポン対象のセット製品に変更したことがある」人は32.2%、「店に行く日を、クーポンが利用できる期間まで延期したことがある」人は31.0%、「同じジャンルで、クーポン対象商品に切り替えたことがある」人は28.0%、「クーポン内容を比較し、同業他社の店に変更したことがある」人は22.9%でした。 ※1

※1 いずれの設問も複数回答あり。


【調査概要】
実施期間:2015年6月5日(金)~6日(土)
調査対象:事前の調査で「プライベートでスマートフォンをメインで使っている」と回答した20代~40代の男女
有効回答数:561
調査方法:セルフ型ネットリサーチ Fastaskでのアンケート調査

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[Fastask]
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