女性のがんに関する意識調査(仕事をもつ25歳~45歳女性対象) 

2015年06月11日
「プレジデント ウーマン」とインターネットアンケート・サービス「NTTコム リサーチ」は、「NTTコム リサーチ」の登録モニターを対象にアンケート調査を実施。

ハリウッド女優のアンジェリーナ・ジョリーさんが、遺伝性のがんの予防のため、乳房と卵巣・卵管切除の手術を受けたというニュースが大きな話題となりました。それを受け、今回、仕事をもつ25歳~45歳までの女性を対象に、女性のがんに対する意識調査を実施しました。有効回答者数は1070名、対象年齢の前半と後半で均等に回収しました。

まず、はじめに「がん検診を自主的に受けたことがありますか。」と聞いてみると、全体で「はい(受けたことがある)」が56.6%、となり、半数以上が自主的にがん検診を受けている結果となった。
この結果を年代別にみると、年代が上がるにつれ検診率も上がり、一番低い20代後半で43.9%、一番高い40代前半で68.4%という結果となった。また、自主的に受けたことがあるがん検診については、全体では「子宮頸がん」が最も多く、89.3%だった。「乳がん」については年代が上がるにつれて検診率が上がる傾向がみられた。

アンジェリーナ・ジョリーさんの決断については、35.1%が「賛成」とし、「反対」の6.3%を大きく上回った。ただし、「わからない」と判断できない層も55.9%で非常に多い。年代別でみると、年代の最も低い20代前半で「賛成」が最も多く、43.9%であった。
「賛成」と答えた回答者に「費用が安ければ、がん遺伝子検査を受けてみたいですか。」と聞いてみると、54.8%が「受けてみたい」と答えた。(全体の約2割に該当する)

「がんになった時、相談できる専門家が身近にいますか。」という質問に対しては「はい(相談できる専門家がいる)」は15.2%という結果となった。
がんについて、気になる情報については、「いい病院・医師の見つけ方」が76.7%と最も多く、次いで「治療にかかる費用」が69.1%で続く結果となった。


【調査概要】
実施期間: 2015/04/24~2015/04/28
有効回答数: 1,070

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[NTTコム リサーチ]
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