食の安全に関するアンケート調査(第5回) 

2015年06月26日
マイボイスコムは、5回目となる『食の安全』に関するインターネット調査を2015年6月1日~6日に実施し、11,964件の回答を集めました。調査結果をお知らせします。

【調査結果TOPICS】

■食の安全に対して不安を感じている人は6割強、「添加物」「残留農薬」「輸入食品の安全性」が上位3位。2012年と比べて、「異物・毒物の混入」は増加、「食品の放射能汚染」は大きく減少

■食品の品質表示等を信頼している人は8割強。注意して見ることは、「原産国、生産地」「期限表示」が上位2位


【調査結果】

◆食の安全に対する不安、不安を感じている事柄
食の安全に対して不安を感じている人は62.0%、飲食店での外食に不安を感じている人は52.2%です。いずれも、女性高年代層で比率が高くなっています。

食の安全に不安を感じている人に、どのようなことに不安を感じているかを聞いたところ、「添加物」「残留農薬」「輸入食品の安全性」が各5~6割で上位3位となっています。2012年と比べて、「異物・毒物の混入」(2012年は「異物・毒物の混入、異臭」)は増加、「食品の放射能汚染」は大きく減少しています。「異物・毒物の混入」は、女性20代で「添加物」に次いで2位となっています。「輸入食品の安全性」「環境汚染物質」は、高年代ほど比率が高い傾向です。

◆食の安全に不安を感じている食品・飲料
食の安全に不安を感じている食品・飲料は、「肉の加工品」「精肉」「魚介類」「野菜」「水産加工品」が上位にあがっています。2012年と比べて、「肉の加工品」「冷凍食品」が増加、「魚介類」「野菜」「キノコ類」「米、もち」「水道水」は減少しています。

◆食品の品質表示への信頼度、注意して見ること
食品の品質表示やパッケージの説明書きを信頼している人は82.7%です。注意して見ることは、「原産国、生産地」(70.0%)が最も多く、次いで「期限表示」(68.7%)、以下「製造年月日」「原材料」が各5割弱で続きます。女性の比率が高い項目が多く、「原産国、生産地」「原材料」は男性を約16~18ポイント上回ります。

◆食の安全の意識・行動変化
ここ1年で、食の安全への意識や行動に変化があった人は6割です。変化の内容としては、「原産地を気にするようになった」「国内産を買うことが増えた」「賞味期限・消費期限を気にするようになった」「食品表示やパッケージの説明をよく読むようになった」が上位にあがっています。2012年と比べて、「国内産を買うことが増えた」「ファストフード店での食事が減った」が増加しています。「原産地を気にするようになった」「国内産を買うことが増えた」は、女性50代以上で比率が高くなっています。


【調査概要】
調査対象:「MyVoice」のアンケートモニター
調査方法:インターネット調査(ネットリサーチ)
調査時期:2015年06月01日~06月06日
回答者数:11,964名
調査機関:マイボイスコム株式会社

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