出版関連業者の経営動向調査 

2015年07月23日
帝国データバンクは、企業概要ファイル「COSMOS2」(収録件数146万社)から出版社、出版取次業者、書店経営業者を抽出。2013年度と5年前の2008年度の売上高や損益状況などについて分析した。

【調査結果】

・2013年度における出版業界全体の総売上高は約5兆997億3500万円となり、5年前の2008年度比(総売上高約6兆3495億7500万円)で19.7%減少。金額にして約1兆2500億円減少している

・出版関連業者の数は2672社(2013年度)となり、2008年度比で17.6%(569件)減少

・2013年度において、黒字が確認できた出版関連業者の比率は35.6%。業態別に5年前と比べると、「出版取次業者」(2008年度41.5%、2013年度34.8%)が6.7ポイント減少しており、次いで「書店経営業者」(5.3ポイント減)、「出版社」(2.9ポイント減)の順となった

・年商規模別に見ると、「50億円以上」(減益企業比率43.1%)、「10億~50億円未満」(同53.0%)、「10億円未満」(同58.5%)の順に減益企業比率が高まっており、年商規模が縮小するにつれ、利益確保が困難である様子がうかがわれる


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[帝国データバンク]
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