子育て夫婦のデート事情に関するアンケート調査 

2015年08月31日
タイムカレントは、「子育て夫婦のデート事情に関するアンケート調査」を実施し、その集計結果を公開した。

調査背景として、昨今多くの企業が「夫婦」に関するキャンペーンを公開している点に着目し、調査に至った。今回のアンケート調査では20代~40代の子育て夫婦2,398名を対象に、子育て生活が始まると、夫婦二人だけの生活時に比べて機会創出が難しくなりそうな「夫婦二人きりデート」へのニーズと実施実態、また夫から妻へのサプライズな演出やプレゼントの実施状況など「妻へのおもてなし」に関する意見も集め、夫婦それぞれの意見比較も行っている。

【主な調査結果】

1)9割以上が「夫婦二人きりのデート」をしてみたい!
 反面、半数以上の夫婦が「夫婦二人きりデート」をほとんどしていない!


はじめに、「夫婦二人きりのデート」をしてみたいと思うかどうかについて聞いてみたところ、9割以上(90.7%)が「してみたい」と回答した。この結果を夫・妻で比較して見ると、妻の「してみたい」率は87.4%(※「してみたいと思う(41.4%)、「少ししてみたいと思う(46.0%)」」だったのに対して、夫は94.0%(※「してみたいと思う(41.0%)、「少ししてみたいと思う(53.0%)」」と、夫の方が高く積極的な姿勢であることがわかった。

では実際には、どれくらいの夫婦が「夫婦二人きりのデート」をしているのだろうか。その実態を確認するために「している頻度」で聞いてみたところ、最も多かった回答は「ほとんどしていない」で全体の56.0%、2位以降は「半年間に1回程度(9.2%)」、「1ヶ月間に1回程度(8.5%)」、「1年間に1回程度(7.8%)」と続いた。子育て夫婦にとって、二人きりのデート機会を創ることは、実際にはなかなか難しい実態が浮き彫りとなった。

2)夫から妻に「サプライズな演出やプレゼント」をしたことがある=およそ2割
 「記念日に花束やケーキでの演出」+「妻が欲しがっていたプレゼント」が人気!


夫から妻へのサプライズな演出やプレゼントは、どれくらいの夫婦が経験しているのだろうか。「ある」「ない」の二者択一で聞いてみたところ、「ある」の回答は全体の17.1%(※夫=16.6%、妻=17.6%)に留まり、少数派となった。実際に実行している夫が少ないことで、より妻にとっての“サプライズ”となっている様子がうかがえる。サプライズな演出やプレゼントを経験したことがある夫婦に、その内容について聞いてみたところ、誕生日や結婚記念日、クリスマスなどの機会に、夫が妻に黙って用意していた花束やケーキによるお祝い演出、妻が欲しがっていたプレゼントを贈るなどの意見が多かった他、夫と子供で協力して用意したプレゼント、家族でのサプライズ旅行を用意していたなどの意見も見られた。

3)夫婦仲の自己評価=8割強が「仲が良い」と回答
 夫婦仲が良いほど「二人きりデート」の頻度、「夫から妻へのサプライズ演出やプレゼント」の経験率共に圧倒的に高い!


夫婦仲が良いと思うかどうかについて聞いてみたところ、夫・妻共にほぼ同様の回答率で全体の約8割が「仲が良いと思う」と回答した(※「とても仲が良いと思う(20.9%)、「どちらかと言えば仲が良いと思う(60.3%)」の合計)。この回答結果と、その他の設問結果でクロス集計を行ったところ、夫婦仲が良いほど、「夫婦二人きりのデート」への欲求と2人きりデートの実施頻度、「夫から妻へのサプライズな演出やプレゼント」の経験率が高く、夫婦仲が良くないと回答した夫婦との比較では圧倒的な差がついた。


今回の調査結果で、殆どの夫・妻が「夫婦二人きりデート」をしてみたいと思っている反面、実際にはその機会が創れていないこと。また夫から妻へのサプライズな演出やプレゼント、子供から夫(父親)・妻(母親)へのプレゼントやメッセージをもらった経験は少ない反面。そうした行動が、妻や家族に好影響をもたらしていることがわかった。


【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査期間:2015年8月7日~10日
調査エリア:全国 (日本国内)
回答者条件:20代~40代、結婚して子供がいる
有効回答数:2,398名
 男性:49.9%、女性:50.1%
 20代:3.6%、30代:29.2%、40代:67.2%

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[タイムカレント]
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