2016年全国社長分析 

2016年01月26日
帝国データバンクは、2015年12月末時点の企業概要ファイル「COSMOS2」(約146万社収録)から「株式会社」「有限会社」114万9108社のデータを抽出。社長の年齢と2015年の1年間における社長の交代状況について分析した。なお、前回調査は2015年1月に実施。

【調査結果】

・社長の平均年齢は、2015年に59.2歳と過去最高を更新。また、社長交代率を見ると、2015年は3.88%となり、3年連続で前年を上回った

・業種別に社長の平均年齢を見ると、最も高いのは不動産業の61.1歳。次いで、製造業の60.7歳、卸売業の60.2歳が続く。不動産業の高齢化が際立つ一方、携帯電話ショップなどを含む「通信付帯サービス」やIT関連業種の平均年齢が低い

・年商規模別の平均年齢を見ると、「1000億円以上」の60.9歳が最も高く、「1億円未満」の60.0歳がこれに続いた。規模が小さいほど70代や80歳以上の社長が多くなっている

・都道府県別に見ると、最も平均年齢が高かったのは岩手県の61.3歳で秋田県の60.9歳がこれに続き、東北地方での高齢化が目立つ


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[帝国データバンク]
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