上場企業の監査法人異動調査 

2016年03月08日
帝国データバンクは2015年(1月~12月)に監査法人(国内の監査法人を対象、公認会計士事務所の異動を含む)の異動を開示(※)した上場企業の株式市場や監査法人の名称、異動理由などについて調査した。上場企業の監査法人異動調査は2015年8月に次いで今回が2回目。

※「監査法人の異動」「会計監査人の異動」「公認会計士の異動」をタイトルとした開示資料をピックアップして調査<公認会計士事務所の異動を伴わない公認会計士(個人)の異動の開示は除く>。

2015年中に2回の開示・異動が行われたテクニカル電子(株)(JASDAQ)と(株)小僧寿し(JASDAQ)は、それぞれ異動回数を2回でカウントしているため、資料中の異動回数は87回になっている

【調査結果】

2015年に監査法人の異動を開示した上場企業は85社(異動回数は87回)。株式市場別に見ると「東証JASDAQ」が41社(構成比48.2%)で最多となった

異動理由動向では「任期満了」によるものが68回(構成比78.2%)で最多となった一方、監査法人側から退任、契約解除、契約不継続の申し入れがあった異動は4回あった

87回の異動のうち、退任した監査法人で最も多かったのは「有限責任監査法人トーマツ」で21回。就任した監査法人で最も多かったのは「新日本有限責任監査法人」で14回となった


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[帝国データバンク]
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