ECサイトに関するアンケート調査(企業のECサイト担当者) 

2016年03月10日
ニフティが運営する、「@nifty WEB販促の窓口」では、全国のECサイト担当者を対象に、ECサイトの集客や売上に関する調査を行いました。

調査の結果から、ECサイトの売上に満足していない担当者が66.3%と過半数を超え、そのうちの81.9%には、EC展開に関するよい相談相手がいないことがわかりました。
また、売上に満足している担当者は「検索広告/リスティング広告」、「検索エンジン最適化」、「ブログの開設/運営」といった、サイトへの集客施策に手応えを感じている一方、売上に不満を感じている担当者は、集客施策全般に対して手応えを感じていない傾向にあることもわかりました。

【調査トピックス】

1.6割以上の担当者がECサイトの売上に満足していない。
さらに、そのうちの約8割はEC展開についての「よい相談相手がいない」
・66.3%がECサイトの売上に「満足していない」。
・売上に満足していない人の81.9%が、EC展開について「よい相談相手がいない」と回答。
          
2.1年以内の集客状況について「増加傾向」と回答した人は全体で54.0%
・1年以内の集客状況について、「増加傾向」と回答した人は全体で54.0%。サイトの売上に「満足している」と回答した人では「増加傾向」が80.0%にのぼる。
          
3.売上満足度と集客施策への手応えには相関関係がある
・売上に満足している人は「検索広告/リスティング広告」などのサイト集客施策に手応えを感じている。一方で、売上に満足していない人は、売上に満足している人に比べ、集客施策全般に対して手応えを感じていない。
・情報発信に利用しているツールは「自社サイト内のブログ機能」が最多。

【調査結果の要旨】

1.6割以上の担当者がECサイトの売上に満足していない。さらに、そのうちの約8割はEC展開についての「よい相談相手がいない」

・66.3%がECサイトの売上に「満足していない」。
担当しているECサイトの売上満足度について尋ねたところ、売上に「満足している」と回答した方は33.7%にとどまり、「満足していない」が66.3%と過半数を超えました。

・売上に満足していない人の81.9%が、EC展開について「よい相談相手がいない」と回答。
EC展開に対する相談相手について尋ねたところ、「よい相談相手がいる」と回答した人は全体では28.0%にとどまり、72.0%の人が「よい相談相手がいない」と回答しました。
売上に対する満足度別で見ると、売上に満足している人では47.5%が「よい相談相手がいる」と回答したのに対し、売上に満足していない人では18.1%のみと、29.4ポイントの差がありました。EC展開においては、よい相談相手の有無が売上満足度を高める一因になると考えられます。

2.1年以内の集客状況について「増加傾向」と回答した人は全体で54.0%

・1年以内の集客状況について、「増加傾向」と回答した人は全体で54.0%。サイトの売上に「満足している」と回答した人では「増加傾向」が80.0%にのぼる。
直近1年の集客状況について尋ねたところ、全体では54.0%が「増加傾向」であると回答しました。
売上に対する満足度別で見ると、「増加傾向」と回答したのは、売上に満足している人では80.0%となったのに対し、売上に満足していない人では38.3%と41.7ポイントの差がありました。売上に満足しているECサイトでは、集客も順調なことがうかがえます。

3.売上満足度と集客施策への手応えには相関関係がある

・売上に満足している人は「検索広告/リスティング広告」などのサイト集客施策に手応えを感じている。一方で、売上に満足していない人は、売上に満足している人に比べ、集客施策全般に対して手応えを感じていない。
手応えを感じたネット集客施策を尋ねたところ、「検索広告/リスティング広告」が最も高く30.0%となりました。次いで「検索広告/リスティング広告」25.3%、「ブログの開設/運営」16.0%となっています。
売上に対する満足度別で見ると、ほとんどの施策において、売上に満足している人は、売上に満足していない人よりも手応えを感じている結果となりました。
なお、「何も実施していない」については、売上に満足していない人で31.7%、売上に満足している人で15.8%となり、15.9ポイントの差がありました。売上満足度と集客施策には相関関係があり、適切な集客施策を実施することが満足できる売り上げにつながると考えられます。

・情報発信に利用しているツールは「自社サイト内のブログ機能」が最多。
利用している情報発信のツールは「自社サイト内のブログ機能」が最も多く40.0%となりました。次いで「Facebook」34.0%、「Twitter」24.7%とSNSが続きます。
また、売上に満足していない人では30.7%が「情報発信していない」と回答していて、さまざまな方法で情報発信を行うことの重要性もうかがえます。


【調査概要】
調査期間:2016年2月17日(水)~2016年2月19日(金)
調査対象:企業のECサイト担当者
有効回答数:300名(決裁権あり150名、決裁権なし150名)
調査方法:株式会社ネオマーケティングが運営するアンケートサイトの調査パネルを利用したWEBアンケート

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