Fintech(フィンテック)に関する意識調査(20代~50代の男女対象) 

2016年03月24日
ジャストシステムは、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」で、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した『Fintech(フィンテック)に関する意識調査』の結果を発表。本調査は、スマートフォンを所有する20代~50代の男女800名を対象にしています。

【調査結果の概要】

■3人に1人が、「Fintechによる利便性向上に期待」
ITを活用することで、より便利に快適に「お金にまつわるさまざまなこと」を行えるテクノロジーやサービスである「Fintech」について、「知っており、他の人に詳しく説明できる」人は2.0%、「知っているが、説明はできない」人は4.5%、「聞いたことはあるが詳しくは知らない」人は14.1%で、合計すると20.6%の人が認知していました。
「Fintech」の説明をしたうえで、どのように思うかを聞いたところ、「興味があり、かなり期待している」人は6.4%、「興味があり、少し期待している」人は22.0%で、28.4%の人が利便性向上に期待しているようです。

■7割以上が、「ネオバンクを利用したい」
送金や現金引き出しが手数料なしで行え、複数の銀行口座をまとめて管理できる「ネオバンク(銀行代替サービス)」を、「ぜひ利用してみたい」人は24.7%、「機会があれば利用してみたい」人は49.2%で、あわせて73.9%の人が「利用したい」と回答しました。

■8割以上が銀行の「手数料」、7割以上が「営業時間」に不満
金融サービスを利用するにあたって不満に感じていることとして、83.0%の人が「入出金や送金時にいちいち手数料を取られること」、75.4%の人が「銀行窓口やATMなどの営業時間が限られていること」を挙げました。
※いずれも「あてはまる」「ややあてはまる」の合計。

■「クラウド型家計簿」は4割が興味を持つも、7割以上がセキュリティに不安
撮影したレシートの画像から品目や金額を読み取ったり、銀行やクレジットカードのオンラインサービスと連携したりすることで、効率よく家計簿を記録できる「クラウド型家計簿」を知っているが利用したことがない人のうち、「ぜひ利用してみたい」と答えた人は7.8%、「機会があれば利用してみたい」と答えた人は32.1%で、合計すると39.9%の人が利用したいと回答しました。
一方で、「銀行やクレジットカードサービスのIDやパスワードをアプリなどに入力することに不安を感じる」と答えた人は78.5%で、セキュリティを心配する人も多いようです※1。
※1 「あてはまる」「ややあてはまる」の合計。


【調査概要】
調査名:『Fintechに関する意識調査』
調査期間 :2016年3月18日(金)~22日(火)
調査対象 :スマートフォンを所有する20代~50代の男女800名

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[Marketing Research Camp]
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