SNSの利用調査(20~40代の男女対象) 

2016年05月12日
ウェブクルーは、全国20~40代の男女860人を対象にインターネットアンケートによる「SNSの利用調査」を行いました。

【今回の調査を行った背景】

転勤により引越しを伴う大きな職場環境の変化があった方や、新社会人になり職場という新たなコミュニティができた方は、同僚と連絡先を交換するような機会も多いかと思います。連絡先の交換手段は色々ありますが、スマートフォンなどで気軽にインターネットが利用できるようになった現在、同僚と職場だけでなく、SNSでも関わることがあるのではないでしょうか。そこで、職場でのSNSの使い方について、世代別にどのような認識を持っているのか調査しました。

【調査結果】

■SNSはもう常識。各世代で共通して1位に

「職場で知り合った人と最初に交換するSNSのアカウントはなんですか?」という質問の回答をしたところ、各世代で共通して、「LINE」が1位という結果になりました。20代と30代では70%以上、40代でも66%以上がLINEのアカウントを交換すると回答しており、飛び抜けてLINEが多く利用されていることがわかります。

<LINEのアカウントを交換する理由>
「多くの人がLINEを使っているから交換しやすい」(20代女性)
「LINE交換が一番しやすいから」(40代男性)
「仕事とプライベートで必要なので交換します」(30代男性)
「LINEは仕事で必要なので交換します」(30代女性)
「LINEがないと仕事に支障が出るので交換します」(30代男性)

LINEのアカウントを交換する理由を聞いたところ、仕事のツールとしても利用しているというコメントが見られました。LINEがプライベートだけではなく、仕事でも利用する人がいるほど、一般的なサービスになっていることがうかがえます。

■40代はネガティブな内容、20代・30代は仕事関係の投稿が不快

SNSがプライベートと仕事で利用されるようになると、投稿する記事の内容にも注意が必要です。どういった投稿を不快に感じるのか、「会社の同僚がSNSに投稿していたらもっとも不快に思う可能性がある投稿を選んでください」という質問の回答を基に、世代ごとの比率を以下のようにグラフにしました。

20代と30代で「仕事の充実をアピールする投稿」が1位、40代では「仕事にまつわるネガティブな投稿」が1位になりました。

40代の大きな特徴として、20代・30代で1位の「仕事の充実をアピールする投稿」がほかの年代の半分以下で9.3%しかありませんでした。40代で回答の多いものをみると、「仕事にまつわるネガティブな投稿」「忙しさをアピールする投稿」「プライベートにまつわるネガティブな投稿」など、仕事・プライベートに関係なく、ネガティブさを感じる投稿を嫌う傾向がうかがえます。

一方で、20代・30代は「仕事の充実をアピールする投稿」「仕事にまつわるネガティブな投稿」「忙しさをアピールする投稿」など、ポジティブ・ネガティブに関係なく、仕事に関係する投稿を不快に感じる人が多いようです。逆に「プライベートの充実をアピールする投稿」「プライベートにまつわるネガティブな投稿」など、プライベートな投稿はそれほど不快に感じていません。特に30代は「自撮り写真の投稿」にも寛容です。ただ、仕事に関する投稿でも「仕事にまつわる最新動向・勉強の投稿」のような業界情報は不快に思う人が少ないようです。


【調査概要】
調査方法: インターネット調査
調査期間:2016年3月
調査エリア:全国
調査対象者:20~40代男女
有効回答数:860

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