働きながら転職活動する人の実態調査(20~59歳で過去5年以内に転職経験を持つ正社員の男女対象) 

2016年05月20日
マンパワーグループは、「働きながら転職活動する人の実態における調査報告」を発表しました。
本調査では、日本国内在住の20~59歳で過去5年以内に転職経験を持つ正社員の男女400名を対象に、「転職活動を始めてから内定が出るまでの期間」「働きながら転職活動を進める際に苦労した点」について質問をしています。

【調査結果】

◆転職活動を始めてから内定が出るまでの期間は、どのくらいでしたか?
⇒39.0%が「1ヶ月未満」と回答

「1ヶ月未満」に次いで、30.8%が「1~3ヶ月未満」、21.3%が「3~6ヶ月未満」という回答でした。多くの人は、なるべく早く転職先を決めようとする傾向にあり、転職活動は長引いても6ヶ月、それ以上の期間をかけるケースは少ない結果となりました。

◆仕事をしながら転職活動を行った際、苦労したことは何ですか?(選択・複数回答可)
⇒1位「平日の面接が多い」

33.8%の人が苦労した点に挙げた「平日の面接が多い」という背景があるためか、2位「数多く応募できない」(24.0%)、3位「連絡が取りにくい」(20.3%)、4位「面接のセッティング」(19.3%)などが上位を占め、平日の転職活動の難しさがネックとなっている事が読み取れます。

◆転職活動にかける時間は「短期間に収める傾向」
多くの人は、失業期間のリスクを避けるために、働きながらスムーズに転職先を決めたいと考えています。
一方で、現在の仕事と転職活動を並行するにあたり、平日の面接対応が困難である事を理由に、応募や面接を辞退する状況も発生しています。

企業がより多くの人材に出会うためには、転職活動における負担を出来る限り減らす必要があります。電話による諸連絡のタイミングを事前に確認する、平日夜間や休日の面接を実施するなど、求職者個人に合わせた対応を実施する事はもちろん、ケース・バイ・ケースの対応が可能である事を募集広告に明記するなどの柔軟な対応が必要でしょう。


【調査概要】
調査時期:2016年1月
調査対象:20~59歳で過去5年以内に転職経験を持つ正社員の男女
有効回答:400人

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[マンパワーグループ]
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