「早慶出身社長企業」の実態調査
2016年07月28日「早慶出身社長企業」の実態に関する調査は、今回が初めて。
【調査結果】
早稲田大学出身社長企業が1万789社、慶應義塾大学出身社長企業が1万1392社を数えた。このうち女性社長は、いずれの大学出身企業においても全体(7.6%)を大きく下回り2%弱
業歴別に見ると、慶應義塾大学出身社長企業では業歴50年以上の企業の比率が高く、なかでも「100年以上」の老舗企業が1008社、構成比は8.8%と全体(2.1%)の4倍超
年売上高別に見ると、早稲田大学出身社長企業では「1億円未満」(3584社)が全体の3社に1社を占める。他方、慶應義塾大学出身社長企業では規模の大きな企業が目立つ
地域別に見ると、県ごとのばらつきはあるが、北海道、東北、北陸の3地域では早稲田大学出身社長企業が相対的に多い。他方、中部以西では慶應義塾大学出身社長企業が目立つ
業種別に見ると、いずれの大学出身企業においても「建設業」の比率が全体(28.2%)を大きく下回る。業種細分類別に見ると、早稲田大学出身社長企業では「出版業」(142社、構成比1.3%)、慶應義塾大学出身社長企業では「貸事務所業」(743社、同6.5%)などが目立つ
代表者の年齢別に見ると、早稲田大学出身社長企業では「80代以上」(748社、構成比7.1%)が、全体(3.9%)および慶應義塾大学出身社長企業(443社、同4.0%)に比べて多い
代表者の就任経緯を見ると、早稲田、慶應義塾いずれの大学出身企業においても「同族継承」が最も多く、とくに慶應義塾(4835社、構成比54.2%)では過半数を占めた(全体は36.8%)
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