Fintechと金融サービスに関する調査(20~59歳の男女対象) 

2016年07月29日
ジャストシステムは、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」で、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した『Fintechと金融サービスに関する調査』結果を発表します。本調査は、20~59歳の男女669名を対象にしています。

【調査結果の概要】

■約7割が、現在利用している金融機関に「不満」
68.3%の人が、現在利用している金融機関に何らかの不満を持っていることがわかりました。主な不満としては、「預金の金利が低い」(27.7%)や「遅い時間にATMを利用すると、手数料がかかる」(24.2%)、「別の金融機関やコンビニなどのATMを使うと、手数料がかかる」(22.1%)でした※1。

■「Fintechを、他の人に正しく説明できる」人は、5.6%
「Fintech」について、「知っていて、他の人に正しく説明できる」人は5.6%でした。「何となく理解しているが、他の人に正しく説明できる自信はない」人は6.2%、「名前は聞いたことがあるが、詳しくは知らない」人は10.4%で、認知度はまだ高いとはいえないようです。

■5人に1人が、「人工知能(AI)による資産運用アドバイス」に関心
さまざまなFintech関連サービスについて具体的な内容を説明した上で、利用意欲を聞いたところ、AIを搭載したロボットから資産運用の助言が受けられるサービス「ロボ・アドバイザー」を利用してみたいと回答した人は、18.1%(男性は22.1%、女性は13.9%)でした※2。

■約3割が、「モバイル決済サービスを利用してみたい」
Fintech関連サービスのうち、最も多くの人から利用してみたいと挙がったのは、スマートフォンなどの専用端末に取り付けて、その場でクレジットカード決済ができる「モバイル決済サービス」(29.3%)でした。次いで、レシートを撮影したデータや、クレジットカードなどのオンラインサービスと連携し、効率的にお金の出し入れ状況を把握できる「オンラインの自動家計簿サービス」(26.4%)でした※2。

■今後欲しい金融サービスは、「現金の引き出し手数料の無料化」
金融機関に今後希望するサービスとして最も多かった回答は「自分の口座から、現金を引き出す際の手数料を無料化してほしい」(41.3%)でした。そのほか、「預金額や継続年数などに応じた、金利アップ」(30.2%)や、「預金額や継続年数などに応じた、手数料の減額」(27.7%)など、ロイヤリティが高い顧客であるからこその優待サービスを求める人も多いことがわかりました※1。

※1 複数回答あり。
※2 「ぜひ利用してみたい」「どちらかというと利用してみたい」の合計。


【調査概要】
調査名:『Fintechと金融サービスに関する調査』
調査期間 :2016年7月22日(金)~25日(月)
調査対象 :20~59歳の男女669名
調査方法 :セルフ型ネットリサーチ Fastaskでのアンケート調査

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[Marketing Research Camp]
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