乳がんに関するアンケート調査(20代~50代女性対象) 

2016年09月23日
ドコモ・ヘルスケアは、「カラダのキモチ」の利用者を対象に、乳がんに関するアンケート調査を実施いたしました。

今回の調査では、「カラダのキモチ」利用者の女性を対象にアンケート調査を行い、データを分析しました。その結果、乳がんを意識するタイミングとしては、芸能人が乳がんになったのを知ったときが最も多い結果となりました。また、「カラダのキモチ」利用者の乳がんへの関心度は非常に高く、約8割が乳がんのセルフチェックを年に1回以上おこなっておりました。

<調査結果サマリー>

・利用者の85%が乳がんの早期発見の必要性を認知し、年齢があがるにつれ認知度が高まる傾向

・乳がんについて意識するタイミングで最も多いのは、芸能人が乳がんになったのを知ったとき

・乳がんセルフチェックの方法を知った経路としては、「カラダのキモチ」が1位に

・利用者の約8割が、乳がんセルフチェックを年に1回以上実施


<アンケート結果詳細>

■利用者の85%が乳がんについて関心があると回答

Q.乳がんについて関心はありますか?
「非常に関心がある」「関心がある」を合計すると、85.4%の利用者が乳がんについて関心があると回答しました。
中でも、最も関心が高かったのは、40代で89.0%でした。

■利用者の85%が乳がんの早期発見の必要性を認知し、年齢があがるにつれ認知度が高まる傾向

Q.乳がんは、唯一自分で早期発見できるがんで、早期に発見すれば90%以上の人が治ることを知っていますか?
「知っている」、「なんとなく知っている」を合計すると、全体で85.0%の利用者が乳がんの早期発見の必要性を認知しているという結果になりました。
世代別にみると、20代では74.6%だった回答が40代では92.0%と、年齢を重ねるにつれて認知度があがる傾向が見られます。

■乳がんについて意識するタイミングで最も多いのは、芸能人が乳がんになったのを知ったとき

Q.乳がんについて意識する瞬間はどんなときですか? ※複数回答可
乳がんを意識するタイミングとしては、「芸能人が乳がんになったのを知ったとき」を回答した人が全世代を通して最も多く、59.7%にのぼりました。

■40代以上は半数以上が健康診断で乳がんについて意識
50代では「周囲に乳がん診断がでたとき」に意識する人が56.1%という結果に

Q.乳がんについて意識する瞬間はどんなときですか? ※複数回答可
同じく「乳がんについて意識する瞬間はどんなときですか?」への回答を年代別にみると、30代では38.0%だった「健康診断のとき」という回答が、40代になると52.3%に急増しています。これは厚生労働省が「40歳から2年に1回」のマンモグラフィー(乳房エックス線撮影)検診を推奨していることも影響していると思われます。
また、「周囲に乳がん診断がでたとき」という回答は年代を追うごとに増加し、40代の45.5%から、50代になると一気に56.1%に増加します。

■利用者の89%が乳がんセルフチェックの方法を認知

Q.乳がんセルフチェックの方法を知っていますか?
全体では「知っている」、「なんとなく知っている」を含めると89.9%の利用者が乳がんのセルフチェック方法を知っているという結果になりました。
昨年の同調査では85%という結果が出ており、利用者の知識の高まりがみられます。

■乳がんセルフチェックの方法を知った経路としては「カラダのキモチ」が1位に

Q.乳がんセルフチェックの方法は、どこで知りましたか?
セルフチェックの方法を知った経路としては、「カラダのキモチ」という回答が最も多く、全体の36%を占めました。
次いで病院など医療機関が28%、テレビが17%と続きました。

■利用者の約8割が、乳がんセルフチェックを年に1回以上実施

Q.乳がんセルフチェックをしたことはありますか?
乳がんセルフチェックを年に1回程度している人は全体の77.5%にのぼりました。
昨年の同調査では70%という結果が出ているため、セルフチェックを実施したことがある利用者の割合が増加していることがわかります。

■乳がんチェックに最適な時期があることを知っている利用者は約半数

Q.乳がんセルフチェックをするのに最適な時期があることを知っていますか?
全体では、知っている人と知らない人がほぼ半々という結果になりました。
セルフチェックは、月経開始後8~15日の間で月に1回程度実施するのが適切といわれています。
これは、月経前から月経中にみられる胸のはりがおさまり、しこりが見つけやすい時期であるからです。


【ドコモ・ヘルスケア調べ】

<調査概要>
調査主体:ドコモ・ヘルスケア株式会社
調査期間:2016年8月8日(月)~8月19日(金)
分析対象:「カラダのキモチ」アプリを利用している20代~50代の女性
調査方法:ウェブでのアンケートを実施し、回答結果を分析
有効回答数:3,774人

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ドコモ・ヘルスケア]
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