小中学生のスポーツに関する意識調査(小学1年生~中学3年生の子どもを持つ親 ※子どもと一緒に回答できる方対象) 

2016年09月26日
バンダイは、10 月 10日(月・祝)の「体育の日」および「スポーツの秋」にあわせ、小学1年生~中学3年生の子どもを持つ親(子どもと一緒に回答できる方)900人を対象に、「小中学生のスポーツに関する意識調査」を実施しました。調査結果を以下の通り発表いたします。
(実査期間 2016 年 8 月 19 日(金)~8 月 21 日(日))

【調査結果サマリー】

TOPIC①:
体育の授業以外で行っているスポーツの総合TOP3は、「水泳」、「サッカー」、「テニス」が根強い人気。「体力づくり」、「友達・兄弟の影響」で取り組んでいる子どもが多数。

TOPIC②:
好きなスポーツ選手 総合第 1 位は錦織圭選手。
男子は錦織圭選手や、ウサイン・ボルト選手などトップクラスの男性アスリートが人気。
女子は浅田真央選手や、TOP5 に初ランクインした福原愛選手など世界の舞台で活躍し続ける強さと親しみやすさのあるアスリートを支持。

TOPIC③:
今後チャレンジしたいと思うスポーツ TOP5 に「ダンス」がランクイン。
TOP10 には、「バドミントン」や「スケート(フィギュアスケート含む)」など、日本人選手が世界で存在感を発揮しているスポーツがランクイン。

【調査結果】

TOPIC①:
体育の授業以外で行っているスポーツの総合 TOP3 は、「水泳」、「サッカー」、「テニス」が根強い人気。「体力づくり」、「友達・兄弟の影響」で取り組んでいる子どもが多数。


子どものスポーツへの関わり方について探るため、「体育の授業以外でスポーツをしているか」を聞いたところ、体育の授業以外でスポーツをしている子どもは全体で 59.8%(男子 67.1%、女子52.4%)となりました。行っているスポーツについて聞いたところ、総合第 1 位は「水泳」(17.6%)で、男女別のランキングでも共に第1 位となっており、人気のスポーツとして確立していることが読み取れます。
次いで第 2 位は「サッカー」(7.2%)、第 3 位は「テニス」(5.4%)という結果で、総合 TOP3 は昨年の調査※に引き続き 2 年連続同じスポーツが順位の変動もなくランクインし、習い事や部活動などでの人気の安定性がうかがえます。
男女別にみると、男子 TOP3 は「水泳」、「サッカー」、「野球」、女子 TOP3 は「水泳」、「ダンス」、「テニス」という結果になり、女子では体育の授業で近年必修化された「ダンス」が昨年に続き第 2位にランクインしました。
体育の授業以外でスポーツを行っている理由について聞いたところ、「体力づくり(子どもの意向)」(41.4%)、「体力づくり(親の意向)」(46.1%)が多数を占め、親の意向だけではなく、自分自身で体力づくりのためにスポーツに取り組む姿勢がうかがえます。また、「友達・兄弟がやっているから」が親子共にそのスポーツを行っている理由の第 2 位にランクインしました。身近な人の影響で同じスポーツを取り組んでいることは多いようで、スポーツが親子のコミュニケーションツールとなっている可能性が高いことが読み取れます。

【体育の授業以外で行っているスポーツ】

男女総合TOP5
1位 水泳 17.6%
2位 サッカー 7.2%
3位 テニス 5.4%
4位 野球 4.0%
5位 バスケットボール 3.4%

男子TOP3
1位 水泳 16.9%
2位 サッカー 13.1%
3位 野球 7.6%

女子TOP3
1位 水泳 18.2%
2位 ダンス 6.0%
3位 テニス 4.2%

※2015 年の調査対象は、小学 2 年生、5 年生、中学 2 年生

【体育の授業以外でスポーツを行っている理由】 (複数回答、選択式)

子どもの意向
1位 体力づくり 41.4%
2位 友達・兄弟がやっているから 33.5%
3位 親が経験者だから 5.9%
4位 親がそのスポーツを好きだから 5.8%
5位 オリンピックに出たいから 3.7%

親の意向
1位 体力づくり 46.1%
2位 (子どもの)友達・兄弟がやっているから 10.6%
3位 親(自分)がそのスポーツを好きだから 9.9%
4位 親子のコミュニケーション 7.1%
5位 親(自分)が経験者だから 6.9%

TOPIC②:
好きなスポーツ選手 総合第 1 位は錦織圭選手。
男子は錦織圭選手や、ウサイン・ボルト選手などトップクラスの男性アスリートが人気。
女子は浅田真央選手や、TOP5 に初ランクインした福原愛選手など
世界の舞台で活躍し続ける強さと親しみやすさのあるアスリートを支持。


【好きなスポーツ選手】 (単一回答、選択式)

男女総合TOP10
1位 錦織圭 (テニス) 10.6%
2位 浅田真央 (フィギュアスケート) 8.1%
3位 羽生結弦 (フィギュアスケート)  5.4%
4位 福原愛 (卓球) 5.3%
5位 ウサイン・ボルト (陸上)  4.8%
6位 イチロー (野球) 3.8%
7位 内村航平 (体操) 3.7%
7位 本田圭佑 (サッカー) 3.7%
9位 大谷翔平 (野球)  3.6%
10位 萩野公介 (水泳) 3.1%

男子TOP5
1位 錦織圭 (テニス)  10.9%
2位 ウサイン・ボルト (陸上)  6.7%
3位 イチロー (野球) 6.4%
4位 大谷翔平 (野球)  6.0%
5位 本田圭佑 (サッカー) 5.6%

女子TOP5
1位 浅田真央 (フィギュアスケート) 15.8%
2位 錦織圭 (テニス)  10.2%
3位 羽生結弦 (フィギュアスケート) 7.6%
4位 福原愛 (卓球) 7.1%
5位 木村沙織 (バレーボール) 4.4%

好きなスポーツ選手では、昨年総合第 2 位の錦織圭選手が、昨年総合第 1 位だった浅田真央選手を抑え、総合第 1 位となりました。錦織圭選手は男女別にみても男子で第 1 位、女子でも第 2 位と非常に高い人気を得ていることがわかります。好きな理由としては、「強いから」、「戦っている姿がかっこいいから」、「努力家だから」といった声があげられ、世界のトップクラスで活躍している姿に憧れている様子がうかがえます。
総合第 2 位には浅田真央選手が、第 3 位には同じくフィギュアスケートの羽生結弦選手がランクイン。どちらも女子からの支持が高い結果となりました。
男女別に見ると、男子は錦織圭選手やイチロー選手、本田圭佑選手など、海外で長年プレイをして第一線で戦い続けている選手や、圧倒的な強さを誇るウサイン・ボルト選手などに支持が集まりました。好きな理由としても「強いから」に加えて、「尊敬しているから」という声もあがり、男子のアスリートへの憧れを感じ取ることができます。一方で、女子は浅田真央選手や福原愛選手がランクイン。福原愛選手は昨年の調査では総合・女子共にTOP 10圏外だったところから初のTOP5入りとなりました。好きな理由として、「努力家だから」、「強いから」ということに加えて、「かわいいから」といった声があがり、世界と戦える強さを持ちながらも親しみやすさがある点が支持された傾向が読み取れます。

TOPIC③:今後チャレンジしたいと思うスポーツ TOP5 に「ダンス」がランクイン。
TOP10 には、「バドミントン」や「スケート(フィギュアスケート含む)」など、日本人選手が世界で存在感を発揮しているスポーツがランクイン。


今後チャレンジしたいスポーツ(現在行っているものは除く)について聞いたところ、総合第 1 位は「水泳」という結果になりました。総合 TOP3 は、「水泳」、「テニス」、「サッカー」と、現在取り組んでいるスポーツと「テニス」と「サッカー」の順位が入れ替わっただけの結果となり、上位 3 スポーツが安定した支持を集めていることがわかりました。
現在行っているスポーツでは総合第 7 位だった「ダンス」は第 4 位にランクイン。近年、体育の授業でダンスが必修化されたことも影響していると推測されます。またそれに加えて、「踊ることが好き」、「音楽が好き」といった声が多くあがり、スポーツとしてだけではなく、「音楽を楽しむ」などのアクティビティとして捉えられていることも読み取れました。
また、第 5 位には「野球」、「バドミントン」、「卓球」が、第 10 位には「スケート(フィギュアスケート含む)」がランクイン。オリンピックやテレビ放送される試合で活躍している選手の姿を通して、色々なスポーツへのチャレンジ意欲が高まっているのではないかと推測されます。
新たなスポーツにチャレンジしたいと思う理由としては、「友達や家族がやっているから」という声に加えて、「上手になりたいから」など、自分のためにチャレンジしたいという声も寄せられました。また、「錦織選手のようなテニスをしたいから」、「ボルト選手のようになりたいから」など、選手への憧れも理由になっていることがわかりました。

【今後チャレンジしたいスポーツ】
(複数回答、選択式)

男女総合TOP10
1位 水泳 7.2%
2位 テニス 5.3%
3位 サッカー 4.8%
4位 ダンス 4.2%
5位 野球 3.7%
5位 バドミントン 3.7%
5位 卓球 3.7%
8位 バスケットボール 2.7%
9位 陸上競技 2.0%
10位 スケート(フィギュアスケート含む) 1.9%

男子TOP5
1位 サッカー 7.3%
2位 野球 6.9%
3位 水泳 6.2%
4位 テニス 4.4%
5位 卓球 2.9%

女子TOP5
1位 水泳 8.2%
1位 ダンス 8.2%
3位 テニス 6.2%
4位 バドミントン 4.7%
5位 卓球 4.4%


【調査概要】
調査目的:スポーツへの関わり方について実態を探る
調査地域:全国
対象者条件:小学 1 年生~中学 3 年生の子どもを持つ親 ※子どもと一緒に回答できる方
調査手法:インターネット調査(協力:株式会社クロス・マーケティング)
実査期間:2016 年 8 月 19 日(金)~8 月 21 日(日)
サンプル数:900 人

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