「退職のきっかけ」についての調査(20代から50代までの『エン転職』利用者対象) 

2016年11月30日
エン・ジャパンが運営する『エン転職』上で、20代から50代までのサイト利用者を対象に「退職のきっかけ」についてアンケートを行ない、8,925名から回答を得ました。

【調査結果概要】

★ 退職を考えるきっかけトップ3は、「給与・待遇」「仕事内容への不満」「成長実感が持てない」。

【調査結果詳細】

退職を考えるきっかけトップ3は、「給与・待遇」「仕事内容への不満」「成長実感が持てない」。

「退職を考えるきっかけは何でしたか?」と伺ったところ、30代以下も40代以上も共通で第1位「給与・待遇への不満」(30代以下:51%、40代以上:44%)、第2位「仕事内容への不満」(同:39%、34%)、第3位「成長実感が持てない」(同:31%、25%)でした。

いずれの項目も30代以下のポイントが高い結果となりました。特に5ポイント以上の差が出た項目は「給与・待遇への不満」「成長実感が持てない」「労働時間の増加」「他にやりたい仕事が見つかった」「結婚」でした。

反対に、40代以上のポイントが高い項目は「会社の業績悪化」(同:10%、15%)、「不本意な異動・転勤」(同:8%、12%)です。年次が上がると希望退職の対象となったり、出世レースを経た不本意な異動も増え、退職を決意する動機になるようです。具体的な声もご紹介します。


「給与・待遇への不満」と回答した方
○業務の波に合わせて、残業が極端に多くなることが増え、給与と割に合わない。(25歳女性)
○仕事量にも関係なく、深夜や早朝の出勤も多くても給与が変わらなかった。(38歳男性)
○入社2年目から給与が変わらず、制度上、昇給の見込みがなかった。(49歳女性)

「仕事内容への不満」と回答した方
○任された仕事内容が求人情報や面接で確認したものと大きく異なっていた。(23歳男性)
○夜中に電話が掛かったり、お客様の都合で休日出勤しないといけない仕事だった。(25歳女性)
○あまり仕事を任せてもらえず、業務量が少なく、時間を持て余していた。(43歳女性)

「成長実感が持てない」と回答した方
○個人の成長をあまり期待しておらず、画一的な研修や業務内容で不安に感じた。(23歳女性)
○単調な業務ばかりで、今後5年10年とキャリアアップイメージが持てなかった。(29歳男性)
○顧客視点のない経営方針で、やり甲斐や成長を感じられなかった。(43歳男性)

「会社の業績悪化」と回答した方
○好きな仕事だったが、業績悪化により退職者が続出し、居心地が得なくなった。(48歳男性)
○)業界の低迷により赤字続き。いつ倒産してもおかしくない秒よみの状態だった(40歳女性)

「不本意な転勤・異動」と回答した方
○専門職で入社したにも関わらず、未経験職種へ急な異動を命じられた。(46歳男性)
○転居を伴う転勤が短期間で複数回あったため。(51歳男性)

「結婚」「出産」と回答した方
○結婚相手の実家に住むことになり、通勤時間が倍以上になったため。(27歳女性)
○出産後に職場復帰している先輩がおらず、時短勤務も叶わない雰囲気のため。(31歳女性)


【調査概要】
調査方法:インターネットによるアンケート
調査期間:2016年9月1日~10月2日
調査対象:『エン転職』利用者
有効回答数:8,925名

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[エン・ジャパン]
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