「日本からのMBA留学生数の推移」調査 

2016年12月08日
アクシアムは、「日本からのMBA留学生数の推移」調査を実施し、その結果を公開しました。この調査は1999年より毎年実施しており、日本人MBA留学生を取り巻く環境を、継続的かつ包括的に把握する活動の一環として取り組んでいるものです。

<調査結果要約>
今年は、弊社にて春に開催させて頂いた海外ビジネススクールの合格者向けキャリアセミナー、渡航前ジョブフェアの申込者数ならびに参加者数が過去最多であったことから、合格者数が増加したのではと推測しておりましたが、昨年度と比較し微増という結果に終わりました。
 
●本調査に対し、有効回答があった対象校は全部で49校。
●総数は昨年の217名から219名、うち私費留学生は77名から80名と、わずかに3名の増加に留まりました。
●TOP10のスクールについては、私費留学生の総数が60名から66名に増加、企業派遣生は36名から40名に増加しており、学校ごとでばらつきはあるものの、全体として約1割増という結果でした。大きな変化ではないものの、2年連続の増加を確認することができ、2016年までの減少傾向からは脱したようです。
●地域別の特徴としては、米国の2年制ビジネススクールが11名増の159名、一方、欧州では9名減少して37名となりました。
●ただし、欧州のビジネススクールは1年制プログラムを実施している学校が多いため、2017年単年度の視点で帰国するMBA留学生(2年生+1年生)の数を見てみると、米国からは167名、欧州からは99名、その他の地域からは34名がMBAを取得して帰国する計算になります。
 
今回の調査は全ビジネススクールを網羅するものではありませんが、主要校については、上記のように合計300名の新たな海外MBAホルダーが誕生する見込みです。キャリアマーケットにおいて、それらの海外MBA人材を求める各社が、有用な人材の獲得に向けて競い合うことになります。


<調査概要>
調査対象: 主要海外大学院・ビジネススクール 49校(※)
 ※引き続き調査・確認中のものを含めない数。
調査方法:
(1)主要ビジネススクールへの聞き取り。
(2)アクシアムが有するMBA留学生ネットワークを通じ、各校の在校生、卒業生に調査を依頼。
調査期間: 2016年10月1日~2016年12月5日

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[アクシアム]
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