2016年の上場企業倒産の動向調査 

2016年12月29日
帝国データバンクは、2016年の上場企業倒産の動向調査を発表。
上場企業倒産、2016年は「ゼロ」に。

【調査結果】

1 2016年の上場企業倒産は12月29日17時時点で発生しておらず、このまま推移すれば、ゼロで終わる見通し。“上場企業倒産ゼロ”は、2014年以来2年ぶり

2 上場企業倒産は、リーマン・ショックの影響が広がった2008年(33件)をピークに以降は減少傾向が続いている。2015年はスカイマーク(株)、第一中央汽船(株)など3件だった

3 2016年の企業倒産全体では、金融機関が返済条件の変更に引き続き応じていることなどもあり、7年連続の前年比減少となる見通し。こうしたなかで上場企業倒産も減少している背景としては、円安・株高による業績改善、日銀による“異次元緩和”の継続等で資金調達環境が安定しているうえ、官民リスクマネーの充実、私的整理の浸透が寄与したものと見られる


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[帝国データバンク]
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