困っている他人などへの対応など、助け合いに関する調査(18~69歳の男女対象) 

2015年10月07日
第一生命保険のシンクタンク、第一生命経済研究所では、全国の 18~69歳の男女 7,256 人に対して「今後の生活に関するアンケート調査」を実施し、その分析結果を元に『ライフデザイン白書 2015 年』を発刊いたしました。
10 月から 12 月が「赤い羽根共同募金運動期間」であることにちなみ、調査結果の中から困っている他人などへの対応など、助け合いに関するデータをご紹介します。

≪調査結果のポイント≫

困っている他人などへの対応
●高齢者や妊娠している人に席をゆずる人は9割弱
●未成年者の飲酒・喫煙の連絡・通報をする人は26.9%

電車で座っているときに、高齢者や妊娠している人が前に立ったら、席をゆずる
●「独身」の男性が最も席を譲らず、「末子が就学終了」の女性が最も席をゆずる

行き先や自宅がわからない様子の高齢者を見たら、声をかける
●「独身」より「夫婦のみ」で、また「末子が未就学」から「末子が就学終了」にかけてと、ライフステージが上がるごとに声をかける人が多くなる

道や駅などで困っている人や体調が悪そうな人を見たら、声をかける
●「末子が就学終了」の女性が最も声をかける
●「あてはまらない」とする割合は「独身」の男性で最も多い

知らない子どもが迷子になっているのを見たら、声をかける
●「末子が未就学」「末子が就学終了」の女性で声をかける人が多い
●子どものいない男性は迷子の子どもに声をかけにくい可能性あり

近所の子どもが虐待されているのを知ったら、児童相談所や警察に連絡をする
●虐待の通報に最も積極的なのは「末子が就学終了」の女性
●全体的に「どちらかといえばあてはまる」が多くやや消極的な印象

近所の未成年者が飲酒・喫煙をしているのを見たら、親や警察に知らせる
●全体的に親や警察に知らせない人が多い
●子どもがいる人では、いない人と比べて知らせるとする割合が高い


【調査概要】
調査対象:全国の満 18~69 歳の男女個人
調査実施期間:2015 年1月 29 日~30 日
抽出方法:調査機関の登録モニター約 118 万人から国勢調査に準拠して地域(10 エリア)×性・年代×未既婚別にサンプルを割付
調査方法:インターネット調査
有効回答数:7,256 サンプル
調査機関:株式会社マクロミル

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[第一生命]
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