「東日本大震災関連倒産」(6年間累計)の動向調査 

2017年03月01日
帝国データバンクは東日本大震災による影響を受けたことで倒産した企業(負債1000万円以上、個人事業主含む)を「東日本大震災関連倒産」と定義し、震災発生直後の2011年3月から2017年2月末まで、6年間で判明した関連倒産について集計・分析した。

【調査結果】

1 東日本大震災発生から6年間で判明した「東日本大震災関連倒産」は累計1951件、負債総額は1兆6499億1700万円にのぼった。「6年目」となる2016年3月から2017年2月までの倒産は51件と、「1年目」の1割未満にとどまる。

2 業種別件数を見ると、6年間累計の最多は「サービス業」の430件(構成比22.0%)。うち、「ホテル・旅館経営」が120件(6年目は4件)で突出している。

3 都道府県別件数を見ると、6年間累計で「東京都」が456件(構成比23.4%)と最多。地域別では、「東北」(391件、同20.0%)と「関東」(920件、同47.2%)の2地域で全体の約7割を占め、6年目には9地域中4地域で震災関連倒産は判明しなかった。

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[帝国データバンク]
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