接客・営業職におけるプライベートSNSアカウントの業務利用実態調査(18~49歳対象) 

2017年04月05日
ワークスモバイルジャパンは、「接客・営業職におけるプライベートSNSアカウントの業務利用実態調査」を実施しました。

【調査結果サマリ】

■76.5%は、顧客からプライベートのSNSアカウントを「聞かれて教えたことがある」
■教えた理由の42.4%は「業務上、断れなかった/断りづらかった」から
■プライベートのSNSアカウントを教えた結果、71.9%が「業務と関係がない連絡がきた」
■聞かれても教えなかった人の5割以上は、プライベートな情報の流出、連絡を望んでいない
■企業の52.5%は「業務で使用することを推奨されてはいないが、対策やルールがない」

【調査結果詳細】

■76.5%は、顧客からプライベートのSNSアカウントを「聞かれて教えたことがある」
営業、接客で顧客と最低週3日以上接触する会社員に対し、顧客からプライベートのSNSアカウントを聞かれたら教えた経験があるかを調査すると、76.5%が「教えたことがある」という結果になりました。また顧客からプライベートのSNSアカウントを聞かれる確率は35.6%であることも明らかになりました。

■教えた理由の42.4%は「業務上、断れなかった/断りづらかった」から
プライベートのSNSアカウントを顧客に教えたことがあると回答した人を対象に、教えた理由を調査すると、42.4%が「業務上、断れない/断りづらかった」、38.8%は「業務上、教えたほうが都合が良いから」という結果になりました。

■プライベートのSNSアカウントを教えた結果、71.9%が「業務と関係がない連絡がきた」
プライベートのSNSアカウントを顧客に教えたことがあると回答した人を対象に、業務とは関係ない連絡がきたことがあるかを調査すると、71.9%は「業務と関係がない連絡がきたことがある」という結果になりました。

■聞かれても教えなかった人の約5割以上は、プライベートな情報の流出、連絡を望んでいない
プライベートのSNSアカウントを聞かれたが、教えなかったと回答した人を対象に、教えなかった理由を調査すると、57.1%「業務と関係ないプライベートな連絡が来るのは嫌だから」、54.1%「プライベート情報が流出してしまうから」という結果になりました。一方で「企業から禁止されているから」は24.5%となり、その他を除く最下位となりました。

■企業の52.5%は「業務で使用することを推奨されてはいないが、対策やルールがない」
回答者の所属企業において、プライベートのSNSアカウントを顧客に伝えないように対策しているかを調査すると、52.5%の企業で「業務で使用することを推奨されてはいないが、対策やルールがない」という結果になりました。一方で少数ではありますがプライベートのSNSのアカウントを「対策やルールがなく、業務で使用することを推奨されている」企業が7.2%存在することも明らかになりました。


【調査概要】
調査エリア:全国
調査実施期間:2017年03月10日(金)~2017年03月12日(日)
調査対象者:18~49歳
雇用形態:正社員、派遣社員、契約社員
条件:所属企業の業務上、週3回以上接客、営業で顧客と接している
サンプル数:824サンプル(男性412名、女性412名)
調査方法:インターネット調査

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[ワークスモバイルジャパン]
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