「ベビーシッターの利用および普及実態」についての調査(子育て中の女性対象) 

2017年05月17日
キッズラインは、全国の子育て中の女性362名を対象に「ベビーシッターの利用および普及実態」についてのアンケートを実施。

【調査結果目次】

1. 近年ベビーシッターを身近に感じるようになった人の割合が約40%
2. ベビーシッター利用経験がある人は約5%
3. ベビーシッター利用は、条件整えば「利用したい」が約60%

【調査トピックス別考察】

1. ベビーシッターを身近に感じるようになった人の割合が約40%

近年ベビーシッターを利用する人が「増えてきたと思う」「まあ増えてきたと思う」と感じる人は、合わせて39.3%。その理由として、「共働きの家庭が増えているから」「保育園に入れない待機児童が多いから」「テレビやメディアなどでよく見かけるようになった」という意見が中心でした。以前は一部報道などでネガティブなイメージだったベビーシッターが、近年は、必要に迫られ身近な存在へと変化し、日本でのベビーシッター認知の裾野が広がってきていることがわかりました。

2.ベビーシッター利用経験がある人は約5%

実際にベビーシッターを「利用したことがある」と回答した親は、いまのところわずか4.7%でした。日本でのベビーシッター認知の裾野が広がってきているものの、実際の利用の割合は低いことがわかりました。

3. ベビーシッター利用は、条件整えば「利用したい」が約60%

「どのような条件であればベビーシッターを利用したいと思いますか?」という質問に対して、「利用を考えていない」と答えた親が41.4%。一方、半数以上となる58.6%は「安全性を確保できる」などの条件があえば「利用してみたい」という回答となりました。
詳しく条件を聞いたところ「安全性を確保できれば」という回答が1位で90.0%、「料金が安い」「相性の良いシッターが見つかれば」という回答が、それぞれ61.3%という結果になりました。大切な子供との時間を過ごすベビーシッターという存在だからこそ、安全で安心できる保育と手軽に利用できる料金の両立が求められていることが判明しました。

実際にベビーシッター利用経験者に調査すると、利用前と利用後の変化としては、利用してみると「ベビーシッター利用への抵抗がなくなった」人がほとんどであることがわかりました。(抵抗感は72.1%から28.2%に大幅減少)その理由は、「シッターとの信頼関係ができた」(73.7%)、「子供にも良い影響があると感じた」(58.3%)、「安全面、盗難・物損がないとわかった」(40.0%)という結果でした。


【調査概要】
調査期間:2017年4月28日~4月29日
調査対象:全国の子育て中の女性362名(20〜40代)
調査方法:インターネット調査

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[キッズライン]
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