「夏の寝室でのエアコンの使い方」に関する意識調査 

2017年07月04日
ダイキン工業は、「夏の寝室でのエアコンの使い方」について、20代~70代の男女1,000人を対象にその実態を調査しました。

今回の調査結果から夏の寝室でのエアコンの使い方として「一晩中つけっぱなし派」、「タイマー使用(切り/入り)派」、の中では、半数以上の人が「タイマー使用派」であることが分かりました。ただ、どの使い方をしても「暑さで寝つけない(63.1%)や「暑くて夜中に途中で起きてしまう(61.2%)」、など、心地よい眠りにはつながっていない結果となりました。また、温度を調節することにより快眠を得ようとする人のほうが多く、快眠のために湿度(しつど)コントロールに注意している人はまだまだ少ないという結果も出ています。

【調査サマリー】

・夏の夜「暑さで寝苦しい」人が6割以上!
 暑さから「なかなか寝つけない」人(63.1%)、「夜中に途中で起きてしまう」人(61.2%)が共に6割以上!
・「一晩中つけっぱなし派」23.5%、「タイマー使用派」53.1%でタイマー使用派が一晩中つけっぱなし派のほぼ2倍!
・いずれのエアコンの使い方でも「暑くてなかなか寝つけない」のは同じ。
・快眠対策として、「温度」に比べ、「湿度(しつど)」を意識している人は少ない。
・最も多い設定温度は意外にも「28℃」!?
 「温度」と「湿度(しつど)」のバランスが大事。

【調査結果】

・夏の夜「暑さで寝苦しい」人が6割以上!
暑さから「なかなか寝つけない」人(63.1%)、「夜中に途中で起きてしまう」人(61.2%)が共に6割以上!

夏場の夜の睡眠に関して、エアコンを使用しても『暑くてなかなか寝つけないことがある』か聞いたところ、「ある(17.1%)」、「時々ある(46.0%)」という結果となりました。また『暑くて夜中に起きてしまうことがある』という人も「ある(14.2%)」、「時々ある(47.0%)」という結果で、暑くて寝苦しいと実感している人が6割以上にものぼる結果となりました。
夏の夜の寝室では寝つけない人や、途中で起きてしまう人が多数存在し、快眠できていない実態が明らかになりました。エアコンを使用しても暑さを感じて快眠につながっていないという現状から、よりよいエアコンの使い方ができていない可能性が考えられます。

・「一晩中つけっぱなし派」23.5%、「タイマー使用派」53.1%で、タイマー使用派が一晩中つけっぱなし派のほぼ2倍!
夏場に寝るときにどのようにエアコンを使っているか聞いたところ、「一晩中つけっぱなし派(23.5%)」、「タイマー(切り/入り)派(53.1%)」となり、夏の寝室では「タイマー派」が主流であることがわかりました。

・いずれのエアコンの使い方でも「暑くて寝苦しい」のは同じ。
更に「一晩中つけっぱなし派」と「タイマー派」のそれぞれのエアコンの使い方で、「暑くて寝苦しい」経験をした人がどれぐらいいるかを検証したところ、どのエアコンの使い方でも過半数以上の人が「暑くて寝苦しい」経験をしているという実態が確認できました。
特に主流のタイマー派(53.1%)では、「暑くてなかなか寝つけない(65.9%)」、「暑くて夜中に起きてしまう(64.0%)」と寝苦しさを経験している結果がでており、タイマー使用が快眠には結びついていないということもわかりました。夏の夜の心地よい睡眠のために、自分にあったよりよいエアコンの使い方とはどんな使い方なのか一度考えてみてはいかがでしょうか。

・快眠対策として、「温度」に比べ、「湿度(しつど)」を意識している人は少ない。
快眠のために実際にどのような対策を行っているか聞いたところ、温度で対策しているという人が36.9%なのに対し、「湿度(しつど)」で対策をしている人は20.3%にとどまっているという結果になりました。
設定温度の上げ下げによる温度調整のみで対策を試みている人が多く、快適な睡眠のために「湿度(しつど)」を意識している人はまだまだ少ないようです。

・最も多い設定温度は意外にも「28℃」!?
一方で、睡眠時の温度設定について、夏の夜に寝る際の冷房の設定温度を聞いたところ最も多い設定温度は28℃でした。暑くて寝つけないという人が6割以上いるなか、意外にも温度は高めに設定しているという実態がわかりました。これは冷房で寒くなるのが苦手な人や低い設定温度で体調不良や体のだるさを経験した人が「湿度(しつど)」での対策ではなく、設定温度を高くすることで対策をとろうとしている結果と言えるのではないでしょうか。


【調査概要】
〈ダイキン 「夏の寝室でのエアコンの使い方」に関する意識調査2017〉
時期:2017年6月
エリア:関東(東京、神奈川、千葉、埼玉)、関西(大阪、京都、兵庫、滋賀、奈良)
対象:20~79歳の男女 1,000名(男性500名、女性500名)
方法:インターネット調査

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