CMOS/CCDカメラ世界市場に関する調査(2017年) 

2017年09月08日
矢野経済研究所は、世界のCMOS/CCDカメラ、カメラ応用画像システム・機器市場の調査を実施した。

<CMOS/CCDカメラ市場とは>
 本調査におけるCMOS/CCDカメラ市場は、撮像素子(イメージセンサ)のCMOS/CCDを内蔵したカメラを搭載した画像システム・機器製品を対象として、算出した。

【調査結果サマリー】

◆2016年のCMOS/CCDカメラ世界市場は40億5,000万台、2020年の同市場は52億台超と予測
 2016年のCMOS/CCDカメラ世界出荷台数(メーカ出荷台数ベース)を40億5,000万台と推計した。内、CMOSカメラが40億600万台、CCDカメラが4,400万台と、CMOSカメラが全体の98.9%を占めた。CMOS/CCDカメラは今後もスマートフォン等の成長に加え、産業(非民生)用の需要分野が伸張することで、CMOS/CCDカメラ世界出荷台数は、2009年から2020年までの年平均成長率(CAGR)が12.8%で推移し、2020年には52億2,000万台に達するものと予測する。

◆2016年のCMOS/CCDカメラ世界市場はスマートフォン用が70.5%を占める
 2016年のCMOS/CCDカメラ世界出荷台数40億5,000万台の内訳は、スマートフォン用が28億5,692万台で70.5%、タブレットPC用が3億6,925万台で9.1%、フィーチャーホン(携帯電話)用が2億9,301万台で7.2%の順となり、それら上位3品目で全体の86.8%を占める結果となった。


【調査概要】
調査期間:2017年4月~7月
調査対象:カメラメーカ、カメラ応用画像システム・機器メーカ等
調査方法:当社専門研究員による直接面談及び、電話・e-mail等によるヒアリング、当社データベース他文献調査を併用

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[矢野経済研究所]
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