「妊娠中の歯科治療」についての調査(出産経験のある方対象) 

2017年09月27日
ベビカムは、妊娠・出産・育児情報サイト「ベビカム」において、「妊娠中の歯科治療」についてのアンケートを実施しました。

【本リサーチ実施の概要】
出産経験のある方を対象に、「妊娠中の歯科治療」に関する調査を行いました。

■調査名: 「妊娠中の歯科治療」について
■調査方法: 妊娠・出産・育児サイト「ベビカム」で調査(インターネットのフォームより回答)
■応募期間: 2017年8月10日(木)~2017年8月24日(木)
■調査対象: 765名

【調査結果の概要】

■妊娠中に虫歯や歯周病になった人は約4割
妊娠してから、虫歯になったり、歯周病になったりしたかどうかをうかがったところ、「はい」と答えた人が38.2%で、約4割の人が妊娠中に虫歯や歯周病を発症していました。
妊産婦歯科健診については、受けたと回答した人が66.7%で、6割以上の人が妊婦歯科健診を受診していました。多くの自治体で実施されており、無料で受けられるところもあるためか、受診率は高くなっています。

妊娠中に歯科治療をしたかどうかをうかがったところ、「はい」と答えた人が44.7%で、半数近くの人が受診したことがわかりました。
妊娠中のレントゲンや麻酔は、おなかの赤ちゃんに影響することはないとされていますが、いつもは大丈夫だった麻酔で気分が悪くなったという人もいました。

受けた治療の内容で最も多かったのは「定期健診(歯石・歯垢除去)」で79.6%、次いで「虫歯の治療」60.8%でした。「その他」では、被せ物や詰め物が取れて治療したという回答が多かったです。

■歯の治療をする時期で最も多いのは妊娠6ヶ月
歯科治療を受けた時期は、「妊娠6ヶ月」が最も多くて36.6%、次いで「妊娠7ヶ月」が34.8%、「妊娠5ヶ月」が30.1%と多くの人は安定期に入ってから治療をしていました。

■妊娠初期と後期は歯科受診が困難
妊娠中の歯科治療で困ったことや悩んだことをお伺いしたところ、初期はつわりのために口に器具を入れられるのがつらく、後期は治療のために仰向けになるとおなかが張って苦しかったという意見が多く寄せられました。

・おなかが大きくなると病院に通うだけでも大変です。妊娠中、自宅安静で歯医者に行くどころではなくなってしまったので、やはり治療は妊娠前に終わらせておくのがベストかなと思います。(29歳 神奈川県 ししゃもさん)
・歯科健診で虫歯を発見したものの、体調などもあり放っておいてしまいました。いざ治療をしようとしたときにはすでに妊娠8ヶ月になり、すべてを治すには時間が足りないと言われ、一部しか治せませんでした。結局出産後に治療を再開しましたが、時間をとるのが大変でした。(35歳 北海道 ぬなべさん)

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ベビカム]
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