「スニーカー通勤」に関する意識調査(週に4日以上スーツを着用する20~50代男性対象) 

2017年10月25日
ロックポート ジャパンは、全国の20~50代男性で、週に4日以上スーツを着用する400人を対象に、「スニーカー通勤」に関する意識調査を実施しました。

2017年10月2日、スポーツ庁は「FUN+WALK PROJECT」と題して、健康増進を目的に「歩きやすい服装」での通勤を推奨することを発表しました。これを受けて、テレビやネット上で特に男性のスニーカー通勤に注目が集まり、賛否両論の声が上がっています。

本調査によると「スニーカー通勤」が可能な会社は全国で4割以上(44.3%)、西日本だと5割近く(48.5%)にのぼります。<表2>しかし、「スニーカー通勤がOKなのに、スニーカー通勤をしたくない人」の理由として、1位は「スニーカーはスーツに合わない(51.4%)」、2位はビジネスマンとして革靴を履くことはマナーだから(37.1%)という結果に。スニーカー通勤を今後さらに普及していくためには、「ビジネスマンのコーディネートとして、スニーカーとスーツを合わせても問題ない」ということを啓発していく必要性があるようです。

また、同じく職場で許容されているのにスニーカー通勤をしたくないと回答した人(35人)に、「どのようになればスニーカー通勤をしたくなるか?」を聞いたところ、「見た目が革靴に見えるスニーカーがあればよい」という回答が1位(62.9%)に。

【調査結果】

■ビジネスマンにとって“スーツ×革靴”は当たり前?

まずは、「仕事でスーツを週に4~5日着用する」ビジネスマンを400名抽出。その中で「ビジネスシューズを週に4日以上履く」男性は96.8%。ほとんどのビジネスマンは、「スーツにビジネスシューズを履いている」ことがわかります。

一方で、「あなたのお勤めの会社(仕事)は、スニーカー通勤は可能ですか」の問いに対しては、約半数の44.3%が「はい」と回答。つまり、スニーカー通勤は禁止されてはいないが、スニーカー通勤をしていない男性が多いと言えるようです。

■「スニーカー通勤」したくない理由は、「職場の雰囲気、スーツスタイルに合わない」が1位に

では、職場(職業)では許容されている方に、「スニーカー通勤」をしたいかどうかを聞いたところ、「したい派(とてもしたい、どちらかというとしたいを含む)」が49.7%、「したくない派(どちらかというとしたくない、絶対にしたくないを含む)」が19.7%、「どちらとも言えない」が30.5%という結果となりました。また、「したくない派」(35人)の理由としては、多い順に「スニーカーはスーツやジャケットに合わない(51.4%)」、「ビジネスマンのマナーとしてふさわしくない(37.1%)」「職場の雰囲気に合わない(25.7%)」(複数回答)などが上位にあげられました。

■「革靴に見えるスニーカー」「スニーカーのように歩きやすい革靴」が、「スニーカー通勤」実現のカギに!?

前出の「スニーカー通勤したくない派」(35人)の方に、「どのようになれば『スニーカー通勤』をしたくなりますか?」を聞いたところ、1位「見た目が革靴に見えるスニーカーがあればよい(62.9%)」、2位「スニーカーのように歩ける革靴があればよい(34.3%)」という結果に(複数回答)。ビジネスシーンやスーツにも違和感なく履けるデザインの機能性シューズがあれば、「スニーカー通勤」がもっと増える可能性がありそうです。

■忙しいビジネスマンが求めているのは、「疲れにくく、汎用性のあるシューズ」

すべての回答者に対して、「ビジネスシューズを選ぶときに重視していること」を聞いたところ、「長時間履いても疲れにくいもの(52.0%)」と、「カジュアルでもかっちりスタイルでも、どんな服装にも合うものを選びたい(51.0%)」が上位2回答となりました。「トレンド感のあるもの(16.3%)」「とにかく安いもの(14.3%)」を大きく上回り、忙しいビジネスマンが仕事用のシューズに求めるプライオリティが見えてきました。

また、「スニーカーのようなビジネスシューズがあれば履いてみたいと思いますか」と聞いたところ、ほとんど(85.3%)の方が「はい」と回答し、関心の高さがうかがえます。


【調査概要】
期間:2017年10月16日
対象:仕事でスーツを週に4~5日以上着用する、20~50代男性を全国から400名抽出
方法:インターネット調査

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