だれやめの認知度とお酒の楽しみ方に関する調査 

2017年11月01日
霧島酒造は、「だれやめの認知度とお酒の楽しみ方に関するインターネット調査」を、20~59歳の、お酒を飲む南九州(宮崎・鹿児島)在住の男女250名と東京在住の男女250名を対象に実施しました。

調査の結果、「だれやめ」の認知度は、南九州は7割、東京は2割であることが明らかになりました。また、最もお酒を飲む場所は「自宅で」7割、自宅での飲酒に最適だと思うお酒として焼酎を選択した方が南九州は東京の約3倍、好きな酒の肴ランキング第1位は「焼き鳥」、など興味深い結果が出ております。

※「だれやめ」文化とは
南九州では、「だれやめ」という晩酌で1日を締めくくるのが習わしです。だれやめの、「だれ」は疲労の意味で、「やめ」はやめる、止めることを意味しています。だれやめ文化は、日々の疲れをその日のうちに解消し、明日への活力を補って1日を締めくくるという、おおらかな九州らしい文化です。昔、外での農作業後には、体を温める燗やお湯割りでお酒を飲むことで、疲れを解消していたことから、現在でも、仕事終わりのだれやめで、焼酎のロックやお湯割りなどが飲まれています。

<調査結果トピックス>

■南九州では7割、東京では2割が知っている「だれやめ」とは?
■最もお酒を飲む場所は「自宅」が7割近く!ゆったり飲みたい傾向?
■南九州は東京より3倍焼酎が好き!自宅での飲酒に最適だと思うお酒の地域差
■最も好きな酒の肴、1位は焼き鳥!3位にから揚げ。鶏肉が人気の傾向?
■松坂桃李さんと一緒に晩酌したい理由は?

<調査結果>

■南九州では7割、東京では2割が知っている「だれやめ」とは!?
南九州では、「だれやめ」という晩酌で1日を締めくくるのが習わしです。「だれ」は疲労、「やめ」は止めることを意味しています。南九州の方言である「だれやめ」の認知度を東京と南九州(宮崎・鹿児島)で比較してみたところ、大きな違いが表れました。

東京での「だれやめ」認知度(“聞いたことがあり、意味も知っている”と“聞いたことあり、なんとなく意味が分かる”の合計)では12.4%となり、「聞いたこともない」と答えた人は80.4%となりました。一方、南九州での「だれやめ」認知度は74.0%、「聞いたこともない」と答えた人は17.2%と逆転する結果となりました。

更に、「だれやめ」を聞いたことがあるまたは知っていると答えた南九州の人に、どこで「だれやめ」について知ったかを質問しました。その結果、全体の44.4%が「家族/親戚」と回答。他にも「友人」(20.3%)、「同僚」(12.6%)など、身近な人が票を集めました。「だれやめ」という文化が、南九州において、方言とともに大切にされていることが分かる結果となりました。

■最もお酒を飲む場所は「自宅」が7割近く!ゆったり飲みたい傾向?
よく飲酒する場所に関しては、東京、南九州ともに「自宅」(東京:62.4%、南九州:75.2%)が最も高い結果に。また、南九州と比較すると東京は「居酒屋」での飲酒率が高いという結果(東京:33.2%、南九州:21.6%)となりました。

お酒を飲む場所から、1日の疲れを癒やすため、自宅で晩酌をする、というお酒の楽しみ方をしている人が最も多いという結果となりました。

■南九州は東京より3倍焼酎が好き!自宅での飲酒に最適だと思うお酒の地域差
自宅で飲酒する人が最も多いという結果が出ましたが、普段の自宅での飲酒の際、どういったお酒を飲むことが多いか東京と南九州で比較したところ、顕著な差が出ました。

まず、東京では1位がビール類(37.6%)、2位がチューハイ(16.8%)、3位が同率で日本酒・ワイン(10.0%)となり、「焼酎」は5位(8.4%)という結果でした。続いて、南九州では1位がビール類(38.8%)、2位が焼酎(28.8%)、3位がチューハイ(12.0%)という結果になり、“南九州は東京の3倍焼酎好きが多い”と言えるかもしれません。

さらに、南九州の人に焼酎が何故、自宅で飲むのに適していると思う理由を聞いてみると、「ゆっくり疲れを癒しながら楽しめるから」「ゆっくり飲めて二日酔いがないから」「夕食のメニューによって、炭酸・お湯で割ったり、焼酎の濃さを自分で調節したりできるから」「宮崎にいるので、晩酌といえば焼酎というイメージ。実家では夏は水割り、冬はお湯割りで、祖母まで当たり前に飲んでいます。」といった意見が見られました。様々な意見を総評すると、焼酎は長くゆっくり楽しめる、と感じている人が多いようです。また、様々な飲み方を楽しめる点もポイントが高いようです。南九州では、焼酎で「だれやめ」をする文化が根付いているようです。

■最も好きな酒の肴、1位は焼き鳥!3位にから揚げ。鶏肉が人気の傾向?
お酒をより楽しむために重要なのが「酒の肴」、つまり食べ物。どういった食べ物が、お酒に合うと思うかを調査したところ、トップ10は上記のような結果に。「塩」や「タレ」など、味の濃い「焼き鳥」が1位という結果に。「から揚げ」も3位に入っており、お酒×鶏肉の組み合わせは支持が厚いという結果が出ました。その他、「枝豆」や「チーズ類」といった、手軽なおつまみも票を集めました。


【調査概要】
だれやめ認知度とお酒の楽しみ方に関するインターネット調査
調査対象:20~59歳のお酒を飲む東京在住の男女250名/南九州(宮崎・鹿児島)在住の男女250名
調査期間:2017年10月11日(木)~10月17日(火)

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[霧島酒造]
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